(信)高田から 志木 準常備片道乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

昭和42年11月に信越本線高田駅で発行されました、「(信)高田から 志木」の準常備片道乗車券です。

 

 

新潟印刷調製の券となります。

 

池袋接続の東武鉄道東上線への連絡乗車券で、当時の国鉄線と会社線の連絡運輸区域は広範囲に及んでいた事は承知しておりますが、それでも準常備券と言えども信越本線高田駅に東武鉄道東上線への連絡乗車券が設備されていた事に驚きます。

 

着駅は「中板橋」、「東武練馬」、「大和町(現、和光市)」、「朝霞」、「志木」の5駅で、この準常備片道乗車券は原型はA型券と推察されますので、報告片の存在を考慮しますと、恐らくは「志木」が最下段の着駅と思われます。