今日はNゲージ鉄道模型、KATOの14系改造お座敷客車”ゆとり”の話です。ちょっと気付いて連結方向を確認、修正し、室内灯のチラつき防止策”擬似サス”化をやりました。施工について分かってきたことも合わせて書いてみます。

 

いつもご訪問頂きありがとうございます。以下本編です↓。

 

右が14系改造のお座敷客車”ゆとり”です。前身”サロンエクスプレス東京”と共に随分撮影した馴染み深い車両、模型で在籍しています。通常ED75 757(KATO 3075-3改番車)牽引です。

 

今回のきっかけはこれ、機番シリーズ記事用にED75 759牽引列車のポジScanをやっていまして..”ゆとり”のベンチレーターが綺麗に片側(写真左)に揃うんだな~ と気づきました。オリジナルの14系は両側に付くんですが、改造された際一部を除き通路側の設置となったようです。

 

はて、Nゲージは片側に揃っていたかな?が何となく気になったので、留置線から運転して来てホームにつけました。

 

やっぱり..揃ってないじゃん😅。

 

連結方向を確認してつなぎ直すんですが、室内灯のちらつきが多かったので擬似サスペンション機構化(”擬似サス”化)をやっておくことにしました。KATOのサスペンション機構搭載車に似た構造へ自分で改造し、集電性能を上げてやろう という作戦です。矢印部で集電銅版が床下の下方へ喰いこむので台車の集電板が当たった時にしなってサスペンションが効く という構造です。集電性能が向上するのは実績が出来てきています😁。(以下285系サンライズエクスプレスの例です↓)

 

 

Beforeは写真を撮り損なっちゃったので😅、同じ構造のオハ12(品番5015 旧製品)ですが、矢印同士が当たって集電するものの、ボディー溝の奥にある集電板の写真左側に支持する箇所が無く、集電性能が劣ります。なので自分で”擬似サス”化、期待通り集電性能は向上したんですが、一部脱線を起こす車両がありました。

 

色々調整してもダメなので改善策として考えたのは矢印、台車中心と左側の支持部までの距離を長くしてやろう でした。2枚上の写真と比べて長くなっているのがお分かりいただけると思います。台車中心から支点までの距離が短すぎ、サスが固いのが原因ではないか?でした。写真上はサスペンション機構搭載製品 オハ14(10-1438 急行能登セットの1両)です。自作”擬似サス”もこの車両の台車中心ー支点間距離に大体合わすようにしています。不具合を起こす2両にのみ施工、これで脱線は無くなりました。残る4両は不具合を起こさない限りそのまま行きます。燐青銅板を長いのに取り換えなければいけない..勿体ないからです。

 

今まで意識せずに成功していたのに何で?というのもあるんですが、もともと手作りなので各車微妙な差異があるのかも知れません。例えば集電板、0.1mmの燐青銅板を自分で切り出すので太さに誤差があったり、切り出す時に丸まってよじれたのを写真下のように平らにしますが、それでもビシッと平らにはなりません。

 

幅があり過ぎると切り込みを入れたボディーに引っかかっちゃうので、金切ハサミを入れて少し細くすることもあります。写真はその時に出たクズですがこれが危ない😅、床に落ちていたら足に刺さるでしょうから気を使います。ガラス瓶に保管し、溜まった所で養生して廃棄するようにしています。

 

機関車次位のテールライトを消灯できる”カマ次位仕様”化は済んでいます。また..

 

 

テールライト用のチップLEDを別に取り付ける もやっています。元製品はLED(白熱球だったかも..)1発でテールライトの存在感が足りなかったため以下記事で改造しました↓が、構造が複雑になったため擬似サス化後の組み立て、調整に苦労しました。

 

 

最後に連結方向、KATOの説明書を見て確認しました。

 

その通り連結したら..右奥の1両(この車両だけ両側の千鳥配置)以外のベンチレーターが写真左に揃いました。自分で間違ってたのね😅。

 

運用に戻って走行動画です。Beforeが無いんですが😅、チラつきはすっかり収まっています。今回は1両確認したら綺麗だったので、車輪掃除をやりませんでした。

 

写真最後尾のスロフ14 702を除きベンチレーターが片側に揃う..分かりやすい覚え方かも..😁。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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