色々な路線の205系をまとめてみました。 

まずは相模線の205系。
こちらは2022年3月に運用を離脱し、現在では全車解体されています。
まさに今では見れない風景。
あまりにも癖の強い顔が目立ち、205系族の中では少し浮いた存在になっていました。
車内は変わらずいつもの205系に見えますが…
端の部分が青色になっています。
これは一般の205系ではない仕様で、相模線独自のものでした。
あの特徴的な顔が運転室の配置にも表れています。

続いては仙石線。
こちらは東日本の205系族の中で唯一引退宣告がされておらず、まるで忘れ去られてかのような形になっています。
全国で一番北の205系でしょう。
これはマンガッタン編成。
標準編成はこれです。
2つのスカイブルーを纏ったカラーになっています。
一応仙石線にも近いうちにE131系が導入されるそうですが、その場合塗装はどうするんでしょうかね。
現行のままで行くと相模線とほぼ同じになってしまいますし、鶴見線のように変えるのでしょうか。
まぁ特に座席は何も変わらず。
仙石線の205系は元々首都圏で走っていたエリート車両でした。
大窓車なのでこれは恐らく埼京線…?
非鉄でも知っている山手線からの車両もいます。
続いては南武支線。
こちらは9月12日でほぼ引退が宣告されている、最早風前の灯と云うべき205系です。
そもそも南武支線は7分で終わってしまう異常に小さな路線なのですが、何故かここの205系が一番豪華です。
9月13日から新潟から来た上京車両E127系が運行を開始しましたが、写っている第4編成は残るそうです。
南武支線は3本のうち朝ラッシュに2本が走り日中は1本で回し1本が休むというローテーションになっていたのですが、やはり205系はできるだけ使わないんですかね。
座席もエグい。
目が痛いほど明るいスカイブルー。
そしてこの車両、加速も異常に早いんですよね。
体が引っ張られるほどです。
本当はこの205系を最後まで残しておきたいところでしょうけど、まぁそこは色々あるのでしょう。
次は鶴見線の205系です。
南武支線と陸続きの路線ですが、こちらも今年の冬で引退が発表されています。
まぁどの205系よりも製造年数が経っている車両が多いですしね。
構内踏切から。
今年の1月では平和でしたが、やっぱり葬式鉄が湧くのでしょうか。
仙石線にも来たら嫌ですね。
勿来。
タイプは仙石線と同じ標準タイプです。
このおなじみの緑色の座席も見れなくなるのでしょうか。
にしても海芝浦駅は本当に綺麗ですね。
東芝工場は撮影禁止なので撮影には気をつけないといけませんが…
最後に唯一私鉄に譲渡された205系です。
富士急行…とついつい言ってしまいますが、現在は富士山麓電気鉄道に変わっていますからね。
ここでは奈良線とここしかない205系の改造されていない顔、原顔タイプ、そして初期車にあった田窓などと、JRの205系ではない初期車の香りを漂わせる車両ばかりです。
個人的には205系を特集するなら富士山麓電気鉄道をお勧めします。
それでは。