大人の休日パス1 今日は呑み鉄、花輪線 | tundraの世界

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JR東日本では年に数回「乗り放題切符」を発売してるとの話を聞いた。
JR東日本内の各線、特急や新幹線にも乗り放題で、指定席も6回まで使う事ができるらしい。
以前愛用していたフルムーン夫婦グリーンパスには及ばないが、それに近いサービスが得られる。
購入のためにはJR東日本の「大人の休日倶楽部」に入会が必要なので早々に入会手続きをした。

1ヶ月前に「えきねっと」でフリー切符を購入し目的の列車の指定券を押さえた。

で旅行当日。
三島駅6:56発のこだま804号で東京に向かう。
東海道新幹線はJR東海なので別に切符を購入する必要がある。
熱海からフリー切符で在来線を利用する手もあるけど、ここは時間短縮を優先した。

東京駅に7:48に到着。
一度八重洲口にでて自動券売機を探す。
このフリー切符はJR東海圏内では入手できないので、自動券売機で発券してもらう必要がある。
スマホに送られてきたQRコードを券売機にかざし無事切符を受領した。


乗車するはやぶさ7号は8:20発だ。
遅い朝食用に駅弁を購入した。

8:07にはやぶさ7号が入線してくる。
"はやぶさ"と"こまちは"いつも連結されていると思っていたけど、この"はやぶさ"は単独だった。

隣に停まっている"やまびこ"と"つばさ"127号と共にパチリカメラ

通常連結される列車の号数は同じ。

ふと思ったけど、こまち7号って存在しないのね。
実際、時刻表を見ると"こまち"は3,7,13,15,19,29号が欠番。
知らなかった。

車内清掃は出発の5分くらい前に終わって乗車の放送がある。
乗込むとすぐに発車と言う感じだ。

大宮を過ぎると広い関東平野の田園地帯が広がる。


その田園風景をみながら、駅弁を食べることにする。

駅弁は北海道厚岸の「かきめし弁当」。
なかなか厚岸駅には降り立つ事ができないので東京駅の駅弁屋は便利だ。


かきめしを食べ終わるころには、はやぶさは最高速で走行していた。

300kph越えてもあまり振動が大きくならない。

レール整備するのは大変だろうなぁ。。

といつも思う。

出発から2時間半強で盛岡に到着した。

学生時代に東北旅行した時は夜行急行十和田で9時間ほどかかっていた。
それが現在はあっという間についてしまう。何とも不思議だ。

今日は盛岡から花輪線経由で弘前に向かう予定。
次の花輪線は12:35なので、ちょっとだけ盛岡市内見物をする。

駅前のバス停からバスに乗った。


15分程で盛岡バスセンタに到着
停留所から堀岡駅方面に少し歩くと目的のレンガ造りの建物が見えてきた。

旧盛岡銀行の本店建物で、今は岩手銀行の持ち物となっている
設計は東京駅を設計した辰野金吾なので何となく似ている。

 



少し離れたところに旧第九十銀行本店本館がある。

こちらは旧盛岡銀行よりやや早く竣工されたらしい。

設計は盛岡出身の横濱勉だとの事だ。


中に入ると明治時代にタイムスリップした様な世界が広がる。


木製の階段手すりに設けられた曲線が何とも美しい。

ひとしきり明治を堪能していたが、列車の時間が近づいてきた。

盛岡駅に戻ることにする。

バス停までは肴町アーケードを通って帰る事にした。



アーケード街は日差しが遮られ風通しもよくて涼しかった。。


発車15分ほど前に盛岡駅に到着。
ただ花輪線の案内が見つからない。
どうも花輪線はJRながら盛岡駅と好摩駅間はIGR路線なので、IGRのホームから出発するらしい。

列車は右奥の0番線に入線していて、既に多くの人が乗り込んでいた。

でもその多くの人がIGR区間で下車していった。

花輪線に入ってしばらくすると車内はガラガラになる。

クロスシート席が空いたので移動して呑み鉄開始。

ビールが旨い。

景色も良い。

 


最近は地方の列車もロングシートが増えてきた。

そのため景色を見ながらの呑み鉄ができない事がある。
その点クロスシート設定のある花輪線はうれしい。




列車は十和田南駅に到着した。
学生時代の東北旅行で十和田湖からバスに乗ってこの駅までやって来た記憶がある。

当時はとても栄えた駅だと記憶しているが、今は閑散としていた。
乗客もほとんどが鉄分多めの人に見える。
やはり地元の人が使わないと列車本数が減り、やがて廃線になるのだろうなぁ

 

なんて思いながら花輪線の景色を肴に飲み続ける



大館駅で奥羽本線の電車に乗換えて16:11弘前駅に到着

駅前にはビルが建ち並び大きな街だった。

 

荷物を預けるために取りあえずホテルにチェックインした。