みなさんこんにちは。今日の話題です。



断続的にシリーズでお送りしています「大阪モノレール 東大阪市方面南伸事業(2029年度開業予定)」。大阪モノレールホームページより。


延伸予定区間は「門真市〜仮称・瓜生堂(大阪府東大阪市)」間、8.9km。そのうち、3分の2ほどは東大阪市の市域に路線が敷設されます。



事業認可後、昨年からおらが街の一部ではじまった建設工事現場()付近の定点観測をするということをしています。出典同。


前回は6月の様子でした。夏を挟み、この予定地と周辺の状況に、大きな動きがありました!


さて、毎度の探索のスタートはこちら「仮称・鴻池新田駅(こうのいけしんでんえき、同東大阪市)」の建設予定場所。 

画面左右(東西)に横切るのは「JR学研都市線(片町線)」。その交点付近にモノレール新駅が出来ることになっています。



まずは、JR高架の様子から。
以前から進められていた耐震補強工事が、この地点ではすべて完成。築50年以上の古い高架線ですので、だいぶ印象が変わりました。


目の前の「府道大阪中央環状線(中環)」は、上下線の間に「近畿自動車道(近畿道)」を挟むという広い幅員。これを渡ります。


その中洲に当たる地点、近畿道の東側に沿う形でモノレール本線が敷かれることになっています。ここには二本の支柱が建設中ですが、だいぶ高さが出来て来ました。


同じ場所から6月。だいぶ進捗しました。


支柱はまだ建設中ですが、最終的に高さはどれくらいになるのでしょうか。



JRの車中より。隣の近畿道のそれをこれは越えそうですね。乗車している高架線をさらに乗り越えるとなると、相応の高さレベルが必要なようです。景色がまったく変わってしまいます。


足場の向こうに目を凝らしますと、コンクリートですでに固められています。その高さ、3分の2ほどでしょうか。


東側から。JR高架側の方が少し高いのがわかりますが、先述したようにそれを乗り越すため。微妙な差異ですが、これは目につきます。

後ほど触れますが「寝屋川」の向こうですでに完成している高架からJR高架と直交するこの地点に向かって、少しずつ高度を稼いでいます。



ここのみならず、沿線のあちらこちらでこの「延伸工事中です」というのぼりを見かけるようになりました。いよいよ工事も本格化して来たのかと、これもまたうれしくなるものです。


さて、このJR高架から少し進んで北方向に、一級河川の「寝屋川(ねやがわ)」を渡ります。


門真市駅方面へ向いたところですが、地平には「府道大阪中央環状線(中環)」と高架の「近畿自動車道(近畿道)」にはさまれた細長い敷地に、モノレール高架が建設されています。

前回の6月時点でも、すでに完成している箇所です。見たところ、変化はありません。



さらに北へ。「大東市(だいとうし)」の境までやって来ました。ここから南側がおらが街。



真新しい支柱が途切れるところが「寝屋川」、その向こう、樹木が茂る奥がくだんのJR高架。この光景も、まもなく変化するようです。


ところで、定点観測をしている地点からさらに北へ3kmほど行った地点では、ついに本線路の架橋がはじまりました。


「仮称・鴻池新田駅」からは2つ目の「仮称・門真南(かどまみなみ)〜仮称・松生町(まつおちょう)間()」がそうです。

このあたりも、昨年の事業認可から時を置かずして基礎工事がはじまったところでした。



今春開業の「ららぽーと門真」や「三井アウトレットパーク大阪門真」、さらに東部大阪としては初の「コストコ門真倉庫店」も先月にオープンしたというところからは、すぐ南側。



しかし、本線路が架かるとまったく景色が違います。これがここにも延びて来ると思うと…年甲斐もなくわくわくします\(^o^)/

出典「号外ネット守口・門真」記事より。


さて、定点観測の出発地点に戻って来たのですが、冒頭でも触れたように、ここからの眺め、なにか様子が異なります。


JR高架の先にあった街路樹がきれいさっぱりなくなり、素寒貧になっているではないですか!奥の「近畿道 東大阪北インターチェンジ出口」のアプローチまで、はっきり視認出来るほど。

この先ももちろん「モノレール建設予定地」。さらにここは「仮称・鴻池新田駅」が設置される場所です。今月に入り、こちらでもいよいよその工事の順番が巡って来たのでした。


次回に続きます。
今日はこんなところです。