実は10時過ぎには、一度鶴見線界隈を完全に離れている。
店員さんの対応も良く、それはそれは大満足のうちに完食したが…
そこから1時間後、また南武支線に戻ってきた。
ここからは、E127系運転開始前最後の南武支線205系1000番台追記録を含めた行脚録に。
昼を過ぎて雨は止んでいたが、曇り空のせいか撮影者は皆無。
幾度かこの八丁畷でも撮影はしてきたが、穏やかに締められたのはまだ良かった。
尻手で折り返してきたW4編成を再迎撃。
この13日でE127系が運転開始されてからも、事実上生き残った編成である。
まぁこれまでも折々に撮ってきたから、またこれで区切って鶴見線に戻ろう…
…と思ったが!
この時、あまりに順調過ぎてうっかり傘を撮影場所に置き忘れてしまう。
これを撮影して乗り込み、ドアが閉まったところで傘が手元に無いことに気づく。
あちゃーと頭を抱えたが、日中は1本のみの運用で単純往復するのみ。
とりあえず、八丁畷に戻るにはこの編成でしか戻れないから、どっしり構えるしかない。
あとは置引きされないことを祈るのみ。
そんなこんなで浜川崎に着き、折り返し待ちで出ると鶴見線では折り返し電車の動きが…
武蔵白石と違って、本線上での折り返しを淡々と続けている。
この光景は、E131系に置き換えられてからも続きそうだ。
…あとは、浜川崎駅統合計画がいつ進展するか、なのだが。
ともかく、205系でそんな風景が見納めになるのも近いようである。
今はまだ、淡々と静かに発着を繰り返している。
ただ、72系、101系、12系、103系と折々の世代交代では都度賑わいが多かった路線。
103系の時はそれほどでもなかったが、近々の情勢から気をつけていかないとと引き締める。
ひとまず、南武支線は一つ大きな山は越えたと言っていい感じだ。
またここで、忘れ物を取りがてら南武支線で来た道を戻る。
205系グループでは、唯一のワンマン車だった1000番台。
最初から最後まで、その務めは全うしたと言い切って良いだろう。
…そして、
八丁畷で忘れ物(傘)回収完了!
停車時間の短い隙に、無事に回収することができた。
この時にしっかり回収しておいたことが、後々の行動で功を奏することになる。
そして、また束の間の“高加速”を堪能し…
尻手へ再到達。
ここでも、撮ってそうで撮ってなかった「0キロポスト」との組み合わせを。
だが、配線上この位置まで205系が来ることは最後まで無く、それはE127系でも無い。
こうしてぎりぎり画角に収め、追憶の記録としたい。