先日、新座で孤軍奮闘していた東武バス最後の日野レインボーHRの9835が引退しました。

最終日である13日、直前まで当日の引退は知らなかった為暗くなってから参戦、既にファンの方々がいらっしゃったので混ぜていただきました。

その様子とすこし思い出懐古をば…


和光市駅でバスを見物しているとやって来ました。

先週くらいに投入された5337と邂逅。

車内の記念装飾や、ヘッドマークの掲出…
本当に最後なんだなと実感が湧いてきました。
夜にはマークの作者様も参戦されてましたが、本当に愛を感じるなと…

成増駅へ向けて出発。

成増駅へと先回りして、駅前のストレートに出てくるところを。
ちょうど11031が来てくれました。

到着し早々宮本循環に戻ります。
成増界隈は撮ろう撮ろうと思いつつ訪問できていなかったので、この機会に駅の近隣で数発狙います。

和光市、成増は特に坂が多いイメージ、そのイメージ通りの写真が撮れました。

数発の後、再び増09で和光市に戻る時。
成増坂上から惜別乗車を計りました。
貼り紙は中学生の子からいただいたとの事、ウワサでは
英才教育だとか、、?

和光市では再び5337と邂逅!
発車まで少しだけ時間があるとのことで、隣につけて下さりました。
車内の装飾のひとつに、公式Xにも掲載されていた5337との並びがあり、羨ましいと思いながら揺られていた矢先だったから大変に嬉しい。

和光市駅北口を最後の出発…

成増まで乗車し、宮本循環として出発する姿を見届けひと足お先に失礼しました。
撮影中など厚い配慮を下さった運転士様、ご一緒した方々、そして9835、東武バスのHR…
皆様ありがとうございました。
──────────────────

地元に来る川越や新座にいたロングのHRがいなくなったのは18年くらい、その後は9835だけが地元に来る可能性があるHRでしたが…
正直来ることがあるとは思ってませんでした。
しかし19年の12月6日! 

嬉しくて記事名にビックリマークまで着いてるけど…
9835がまさかのふじ05入り、こんな事あるんだと…

その後も数ヶ月に1回のペースで地元に姿を見せてくれた。
9835をどこかに狙いに行ったのは地元に来ている時だけだったので実は新座に寝ている写真くらいしか無い…💦

川越と新座で鶴瀬駅のバス乗り場は違えど、一瞬だけ交わる谷津幼稚園の前。
ふじみ野へ向かい左折する9773にららぽーとへ向かい直進するブルーリボンIIが続けて走ってきた。

鶴瀬駅の乗り場は必要十分のスペースとターンテーブルがあるだけ、その狭いスペースで2台のHRが休む間を市内循環が走っていく。
そういえば市内循環、リエッセオンリーの頃はターンテーブルの回りをグルっと回って出て行ってましたよね。
代走でポンチョが入り始めた頃からターンテーブルで回るようになった。

お誘いいただいた9835の貸切。
つい思い出すように川越にHRのいた頃の写真を開いた。

出入口の絵無しステッカーもそうだけど
「夕暮れ時 早めの点灯で事故防止」
埼玉県の東武バスでは長らくトレードマークのように真ん中に貼ってあったこのステッカー。
いつの間にか無くなってしまったけど、久々に綺麗な な黄色いステッカーが見られて喜んだし、こだわりの強さを感じた。
昨日見たところ、5337のリアに貼ってあったな。


北朝霞駅のロータリーへ進入する9835。
実はバスを撮り始めてから新座のHRを一番見たのは乗り換え中の北朝霞駅ロータリー。
写真を撮った回数は…2回くらいしかなさそう。

そんな北朝霞を出ていくHR。
9769〜9776は新座に導入されたHR兄弟。
9772と9773は新座のふじみ野や鶴瀬の路線が川越に移管になった頃などに川越へ転属した。
特に9774のセレモニーの青いラッピングが鶴瀬に止まっている姿は子供の頃凄い記憶残っていた。

白いHRは川越に導入された9703,9704。
小江戸名所めぐり運転開始用の2台として導入された。
ロングしか入っていない頃に投入された中尺の珍しい車。
9703は茨城交通、9704は東武動物公園へと旅立った。

新車が投入された頃、直ぐには廃車にならず一般運用に入り鶴瀬にも顔を出した。
新車は改造含め4台入ったから、鶴瀬にはもう1日1本しか来ないから来ても見ることは無さそうとしとも、ふじみ野や上福岡便に入っている姿はよく見るようになった。

地元では無い関係で、新座・川越以外の東武バスにはほとんど縁がなく、当然HRも中々撮ることはなかった。
この時三郷に所属していた9734の貸切にお誘いいただいて、都内を巡るHRに乗る機会をいただいた。

スカイツリーの麓を行く。

池袋の西武百貨店を背に。
この他日本橋や東京駅、雷門の方でフォトラン、レインボーブリッジを渡りお台場の方へと乗車する貸切だった。
凄い新鮮味を感じつつ、非力ながら頑張るHRの音を一日中楽しめた。 

川越HRは最後1年間ほど、9773のみ生きのびている状況が続いた。
こちらも貸切に参加させて頂いたものの、当日寝坊してしまい、皆様にご迷惑を掛けましてすみませんでした。
LEDにはうなぎが泳ぎカッコイイもので、大好きです。
──────────────────

長々とありがとうございました。
東武バスのHRはこれで全て引退、もう見ることは出来ないんですね。
記事を書きながら段々実感が湧いてきました。
先輩方やずっと追われていた方々にはとても及びませんが、バスを好きになったキッカケが東武バスのHRだった僕なので、振り返る記事を書きました。
お疲れ様でした。


今回は以上です。