名古屋線系統で活躍する3両固定車のラッピング編成と言うと名泗コンサルタントとCTY・CNSの2種類が真っ先に思い浮かぶ私ですがどちらもデザインは何度か変更されており、写真等を使って過去の編成と現行編成を見比べてみるのも良いです。現行編成は名泗が2444系G45、CTY・CNSが2800系AX04ですが後者は非ワンマン車であるため名古屋線の普通や準急が主な活躍の場になっており、湯の山線や鈴鹿線に入線することが原則として無いのが残念です。


(2023.8.13 撮影)

 近鉄四日市で1編成分ズレた状態で客扱い中のG45(手前)とAX09(奥)です。同駅では名古屋線ホームと湯の山線ホームの位置関係からこのような停車のし方になり、運が良いと写真のようなラッピング車同士の組み合わせを見ることも出来ますがこのようなことはなかなか無いため良い撮影が出来たと思えました。


(2023.8.13 撮影)

 発車を待つAX09の近鉄名古屋行き準急です。この編成はパンタグラフがひし形のままであるため非常に目立ち、CTY・CNS車では初の前パン車でもあるため私の中での注目度は高いですが3両固定車のラッピング編成で前パンと言うと同じ2800系のAX09(名泗)や既に廃車された1000系のT07(同じく名泗)が思い浮かびます。