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→小樽→札幌→深川→札幌。2023年9月10日に訪れたギャラリー等は7カ所

2023年09月11日 09時44分52秒 | つれづれ日録
 あいかわらず、見たい展覧会のすべてを見に行く時間がないし、見た感想をブログなどに書いている時間もない。

 でも、あらためて考えた。
 札幌市中心部のギャラリーをルーティーンで回るよりも、ちょっと遠いけど自分が見たい展示や、見に来てもらいたいと言われている催しを優先しよう、と。

 というわけで、10日は休刊日で会社はお休み(11日の朝刊発行はなし)。
 早起きして、まず快速エアポートで小樽へ。
 旧手宮線会場で、この日最終日を迎える小樽・鉄路・写真展
 まさかの2018年以来、5年ぶり。
 小樽では、小樽芸術村の特別展「川瀬巴水と吉田博」を見る。
 
 
 まだ午前11時だったが、都市間高速バス「高速おたる号」に乗り、北1条西12丁目で降車。
 コンチネンタルギャラリーでこの日最終日のCROSS WAVE 2023 。こちらは2019年の東京展以来、4年ぶり。
 林亨さん、坂東宏哉さんとお話。
 坂東さんは金粉が手に入ったとのことで、画面が重厚さを増していた。


 地下鉄東西線で西11丁目→バスセンター前。
 市民ギャラリーで、やはりこの日が最終日の新道展
 田中郁子さん、今荘義男さんが会場にいらした。今荘さんは目が悪いらしいが、90代とは思えない若々しさ。
 第1室は絵画、立体造形の大作が並び、見応えがあった。全体的にはかなり点数が減っている。


 東西線と南北線を乗り継ぎ、バスセンター前→北12条。
 ギャラリーエッセで、展示終了日の第1回「書・札幌北高卒の仲間たち」。
 岡田大岬さんが声をかけ、故田上小華さん、羽毛蒼洲さんらが出品。

 となりのモスバーガーに初めて入り、モスバーガーセットを持ち帰りで購入したが、いま900円ぐらいするんですね。びっくり。d ポイントで買ったので、数十円戻ってきましたが、ファストフードの値段じゃないな。


 15時発の特急ライラックに乗り、モスバーガーを食べながら深川へ。
 まず駅横の物産所でウロコダンゴを買い、深川駅前のアートホール東洲館で重岡静世展(~15日)。
 油彩と版画がほぼ半分ずつ。
 社会派のテーマが多いのだが、画面の正面に描かれる少女の目は「清く正しい元気な子ども」像を打ち破る不穏さが感じられる。画面を覆う鳥といい、枯れたヒマワリといい、絶望感や暗さが重岡さんの特徴だと思う。

 館内の市民ギャラリーでは、畠山桂子デッサン展のほか、森山誠や阿部国利らの小品が展示してあった。

 重岡静世さんの作品集があったので2千円で購入。
 17時19分発の特急ライラックに乗る。
 かなり混雑していたが、最前列が空いていたので、迷うことなくすわる。

 
 この日訪れた会場は7カ所。
 9月に入ってからは計34カ所で、このまま行くと単純計算で月102カ所になるが、さすがにそれは不可能だと思う。


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