2023年8月12日 | 鉄道歳時記

鉄道歳時記

週末鉄の撮って出しブログ

8月12日 土曜日

青森遠征2日目です。朝からどんよりとしていて今にも雨が降り出しそうな天気の中、弘南鉄道の石川駅にやって来ました。

弘南鉄道と奥羽本線が近接していて、少々の移動で両方ともに撮れるかと来てみましたが、駅がやけにひっそりとしているのと、いつまで経っても電車がやって来ないので調べてみると8月6日に発生した大鰐と宿川原駅間で起きた脱線事故により弘南鉄道は運休中でした。

弘南鉄道 石川駅

終点の大鰐駅に来てみると、リンゴをラッピングした7000系が留置されていました。

7030系 7037F

大鰐温泉駅

今度は川部駅へやって来ました。

川部駅は5月27日に新しい駅舎が使用開始されたばかりで、旧駅舎が残されていました。

旧駅舎内を窓ガラス越しに覗くと、自動改札機が無く有人改札時代の改札口が残されていました。

奥羽本線 川部駅

川部駅近くの川部北部踏切よりちょうどやって来た普通電車を撮りました。

701系N101  648M

川部駅からは国鉄黒石線を引き継いだ弘南鉄道黒石線跡を巡りました。

川部北部踏切より川部駅を望むと、黒石線のレールが残っていました。

川部-前田屋敷

県道136号線を横断する場所には鉄道の設備が残っており、すっかりと草に覆われてしまっていますが、奥羽本線から別れこちらに向かってくる築堤が残っているのが分かります。


川部-前田屋敷

この先は線路跡地を利用し道路が作られたため痕跡はまったくと言って良いほどなく、前田屋敷と黒石駅の間にある小川を渡る箇所に鉄橋が残されている程度です。

そのすぐ先にも橋梁跡が有りましたが、草に覆われ辛うじて煉瓦造りの橋台が見える程度でした。

前田屋敷-黒石間

これも鉄道遺構と思われますが、なんだったのでしょう。

前田屋敷-黒石間

あっと言う間に弘南鉄道弘南線の黒石駅に着いてしまいました。

弘南鉄道弘南線 黒石駅

黒石駅の留置線には東京急行電鉄7000系を改造した弘南鉄道7000系が留置されていました。

弘南鉄道7000系 7103F

8月12日の撮影記・廃線跡巡りは第2部へ続きます。