私の中では高評価のポポンデッタの鉄道模型、今回は山陽6000系直通特急仕様が発売になりました。
ここのところ、タイガースにうつつを抜かしていたので、予約品を引き取りに行くのも遅くなりましたし、入線整備も遅くなりました。
KATOのEF55と旧客セットと発売時期が重なるのはポポンデッタのメーカー部門の方から情報を得ていたのでわかっていましたが、私は直通特急仕様だけ予約していたので、3・4連の発売が後になることは知りませんでした。
ポポンデッタの鉄道模型は今後、KATOと二大メーカーになるのでは?と言うぐらい高評価なのですが、前作のキハ189系「はまかぜ」改良品が良過ぎただけに、通常のポポンデッタの出来なのに、何故か物足りなさが…
とはいえ、やはりポポンデッタ品質で、先頭車の台車にはアンチクライマーが付いていますし、気動車並みの床下機器の立体的な再現力。
私鉄の通勤車で好きな車両や、KATOが発売しないJR車は今後、ポポンデッタから発売してもらいたいものです。
もちろん、山電の屋根の特徴の屋根上の配管も赤で表現されています。
車体モールド部分の配管は塗りが甘い部分があるのでタッチアップするとより良くなるでしょう。
山電のドア注意ステッカーは、世田谷総合車輌センターの744をつかいますが、3種類収録されている中、6000系は右2列を使います。
我が家のGMの山電5030系は旧シンボルマークなので、左2列を使いますが、ハヅキルーペで見ても、左2列と真ん中2列の違いがあまりよくわかりません(笑)
優先席表記は299の阪神電車用を使います。
車椅子とベビーカー表記は窓パーツに印刷されているのですが、山電の弱冷車表記は小さい円形で特殊なので、GMの山電5030系の最新ロットのステッカーをあらかじめGMストアで購入して用意していました。弱冷車表記も窓パーツに印刷済みにしてもらいたかったところです。
「はまかぜ」改良品の中間連結器がボディマウント式に対して、山電6000系はアーノルドカプラーなのは残念ですが、先頭車同士が連結するカプラーはボディマウントカプラーです。
なお、外観は幌付きですが、中間に入る先頭車はライトユニットの台座がそのままで、ライトが点灯しないだけの違いです。
とはいえ、シートが普通席と優先席で塗り分けられていて、車椅子スペースも再現されているのは、さすがポポンデッタです。室内灯を入れた時の車内の雰囲気がリアルです。
国産であるものの価格が高いGMの相撲の枡席みたいなロングシートパーツとは雲泥の差です。
品質も良く、割引率が悪いものの、GMやマイクロエースより定価が安いポポンデッタですが、純正室内灯の価格が高いのが難点。
私は、ポポンデッタ製品の室内灯には品質と価格を考えてコストパフォーマンスの良い庄龍鉄道のグランライトを使っています。今回はグランライトⅢの白色を使いました。
旧シンボルマークの5030系とは時代が違いますが、山電の直通特急同士の並びです。
ちなみに、どちらも種別と行先が印刷済み(GMの山電5030系は側面はステッカー)ですが、種別はどちらも赤い直通特急で、6000系は阪神大阪梅田行き、5030系は阪神梅田行きです。
こちらはポポンデッタ同士の並びです。
阪神5700系との阪神線内の並びです。
他にも、GMではありますが、阪急電車や近鉄電車との並びも楽しめます。
甲子園駅には駆け込み乗車を誘発しそうな横断幕がかかっているようですが、タイガースがあまりにも強すぎて、マジックがとうとう一桁どころか片手で数えられる数になってしまい、阪神電車の特急はノンストップのようです。
我が家の直通特急の山電6000系にも副票を取り付けて「アレ」に向けて車両に命を吹き込みました。