8月に増備した9600(天賞堂のプラ製品)です。
これまでアナログで運行していましたが、月が改まって財源の確保が叶い、おかげでDCCデコーダーを購入することができました。
いつもと変わり映えのしないデコーダー搭載記事ですが、またしても、私の大雑把な所が明らかになってしまいました。
デコーダーは、9600のサウンドが入ったESUの LokSound5 です。
クマタ貿易で購入しました。
LokSound5 は、レギュラーサイズとマイクロサイズがあります。
マイクロサイズには、天賞堂9600最適化バージョンという製品もあるのですが、これまでの経験(あくまで私の経験です。過去記事参照)から、レギュラーサイズの方が頑丈そうな気がするので、レギュラーサイズを購入しました。
スピーカーのバッフルを組み立てて、黒いアセテートテープで絶縁を施したところです。
LokSound5 には、8ピンのプラグに結線されたコード以外にも、ライトなどが制御できるコードが本体から出ているのですが、私は使わないので、この時点でカットしています。
さて、この機関車、出荷された状態のままだと、前進時は常に標識灯が点灯します。
そこで、デコーダーを搭載する前に、機関車側のスイッチで標識灯をオフにしておこうと思い、テンダーの裏側を見てみると・・。
あれっ! ある筈のオンオフスイッチがありません。
天賞堂のプラ製9600は、2008年に発売され、2018年に改良版が発売されました。
当鉄道のもう1両には、下写真のようにスイッチがあります。
ということは・・。
この機関車、2008年発売の旧製品だったのです。
末永くレイアウトの運転を楽しむために新たな機関車を増備したつもりが、旧製品を購入していたなんて!!
安さに釣られて、品番も確認せずに中古品を購入するからこんなことになるのです。
大雑把な私らしい結末です。
でも、走りは絶好調なので気にしないことにして、デコーダーの搭載を進めます。
テンダーを開けると、こんな基盤が姿を現します。
機関車側に標識灯のオンオフスイッチがなかったので、どうしようかと考えました。
デコーダーから出ている、プラグに結線されていないコードを使って、標識灯を制御することも検討しました。上には、このコードを切ったと書きましたが、デコーダーの基板にコードをはんだ付けすれば、簡単に復活できます。でも、蒸気機関車の標識灯って、後補機で運用される時くらいしか使わないので、川正線には不要だと判断し、テンダー内の標識灯に繋がるコードを切ることにしました。
ついでに、PFMサウンド用のコードも不要なので切断し、アナログ運転用の基盤を外したら、デコーダー搭載準備の完了です。
デコーダーを絶縁しているので、必要ないのかもしれませんが、これまでに幾つものデコーダーを焼損させた臆病者の私は、基板側の絶縁も怠りません。
続いて8ピンプラグを挿し込むのですが、どっち向きに挿したら良いのか、基板側に表示を見つけることができませんでした。
そこで、プラグを挿し込んだ状態で、ライトを点けて確認しました。挿し込み方向が逆の場合、ライトの点灯方向が進行方向と逆になるのですが、どうやら、この方向で間違ってなかったようです。
最後に8ピンプラグの上面も絶縁しました。
写真には写ってませんが、この後、左側に見えている絶縁が不完全な箇所もアセテートテープを貼っておきました。
さて、テンダー内にうまく納まるでしょうか?
スピーカーが邪魔なようですが・・。
一段高くなった石炭のおかげで、きれいに納まりました。
試運転は、貨物列車の牽引です。
いつもとはちょっと違ったアングルで撮ってみました。
最後のシーンは、列車にピントが合っておらず大失敗ですが、ご笑覧いただければ幸いです。
これで、アナログ運行の相棒だったキハ11が、また一人ぼっちに戻ってしまいました。
来月は、キハ11のデコーダー購入を検討することにしましょう。
本日も、ご訪問ありがとうございました。