みなさんこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。


旅の第1日目(2023年6月13日)。

大阪を早朝に発ち、三重・四日市周辺の鉄道をぶらぶら巡るという行程になりました。



三重から木曽三川を渡り、ついに愛知県へ。

「JR名古屋駅(名古屋市中村区)」構内を探索しているというところです。



ところでこの駅というと、各ホームの東京寄りにある、こちらのお店が気になるもの。

名古屋名物「きしめん」の立ち食い店です。



お店の外に見つけたのはひと昔前の、ここできしめんを味わうお客さんを記録したショット。 ひと目で活気を感じる、これはいい画です。


そうそう、平成はじめの頃まではこのような立ち食いのお店、乗り換え駅やターミナル駅には必ずと言ってありましたね。湯気が漂い、離れたところまですんごいいい香りがするという。

わたしも学生の頃よくお世話になりましたが、
いつの間にやら姿を消してしまっていました。駅構内で、列車の行き交う音を聴きながら味わえるというのは、いまとなっては貴重な機会になったように感じます。


もちろん立ち寄りまして、この「ワンコインきしめん(500円)」を注文したのですが、この価格で海老天とお揚げさんが載るというのは、なかなかリーズナブルです。


関西とは異なる濃口のダシに、名古屋ならではの太いきしめん。かつお節がいいアクセント。いや、これはおいしかった。

本場のきしめんを味わえただけでも、十分満足です。大阪と違い、食べたくなる名物が山ほどあるのには、名古屋がうらやましくなる理由でしょうか。



お腹が満ちたところで「近鉄名古屋駅」に戻って来ました。時刻は3時40分を回ったところ。

まだまだ早い時間帯ですが、帰路も明るいうちに車窓を楽しみたいですし、夕方混む前にここで帰阪することにしました。特急券はきしめんの後にネットで予約済み。


近鉄の改札を入りますと、そこは名古屋の中心部に居ながらすでに関西の雰囲気が漂います。

しつこいようですが、名古屋に来た時に、このギャップを体感するのが大好きなわたしです。



さて、この駅を発着する近鉄特急は、改札からいちばん奥の4・5番線が専用のホーム。

大阪難波からやって来た「アーバンライナー」は乗客を降ろした後、車庫へ回送されるもの。


そして「アーバンライナー」の反対側、5番線に入って来たのは…



メタリックレッドが目に染みる「ひのとり」。


「アーバンライナー」に替わり、名阪特急のあらたなシンボルとして、2020(令和2)年3月にデビューした車両。ついに、初乗車出来る瞬間がやって来たのでした!


次回に続きます。

今日はこんなところです。