今日未明、長野総合車両センターで転用改造を施工していたE127系V2編成が配給輸送された。
V1編成の時と同様、一旦国府津車両センターに回送されてから中原支所に回送とみられる。
さて9月に入り、いよいよE127系運転開始まで10日を切った4日朝のこと。
この日は朝からグズついた空模様であった。
雨はそれなりに強く、湿気が不快感を高める。
そんな中、この日も南武支線に足を向ける。
8月30日の撮影結果を踏まえて、気になっていたポイントに動き出していた。
この日も尻手からアプローチ。
雨が強めに降っているせいか、誰も撮っている人はいない。
今回は川崎新町駅で下車。
降車客は結構多いが、撮影目的の人はこの日に限っては自分以外は全くいなかった。
205系先頭車化改造のパイオニア、1000番台。
片道4km弱の短い運行区間だったが、その務めは十分全うしたと言えるだろう。
なんだかんだ自分も、さまざまな場面でお世話になってきたものだ。
…さて、川崎新町駅に着いてから10分弱。
今回降りた理由は、これである。
先ほど尻手に向かった電車が、折り返してホームの無い線路に入ってきたのだ。
電車はどんどん減速していき…
やがて、ホーム先端付近に停車してしまった。
停車してしまうと、浜川崎側での撮影は不可能である。
…実は前回、浜川崎で回送の撮影をしていた際、折り返してきた回送が尻手駅に着いた時間から
4分程度差し引いても、やけに全線の走行時間が通常の列車よりも長いなと気づいたのだ。
構造上待避が可能な駅は川崎新町しか無く、ここで時間調整をするのではと踏んだ。
かくしてその目論みは当たり、この川崎新町の「1番線」で停車する姿を初めて捉えたのだ。
この停車中には、ここから1本使用で終日ひたすら線内を往復する「01H運用」編成と並びが。
ホームと線路を挟む厳しい環境ではあるが、来週13日以降貴重になる2編成の並びをゲット!
雨天なのが残念ではあるが、反面誰も撮影者が居らずスッキリとした画面が収められた。
こうして、南武支線内での回送ミッションはコンプリート。
あとは天気が…と細かい希望を言い出せばキリがないが、ひとまずは。
もちろん、営業列車もしっかり収めておかないと。
なにかしら新たな画角が見えてくるんじゃないか、という期待感も込みで。
と、川崎新町駅2番線にこんな表示を発見。
その昔、扇町直通なぞあったのだろうか?
そして、停車から8分。
改めて弁天橋に向けて発車していった。
そして後続で浜川崎乗り換え、鶴見線に先行し…
この日最後の回送記録、今回は武蔵白石で。
前回の浅野のようにそのままスルー通過かと思いきや、早通だったのか一時減速!
しかし、また思い直したかのように…
再加速。
これにて、記録終了。
あと1回くらい、撮りに来れるチャンスはあるだろうか?
その前に、台風の動きも心配ではあるが…
台風もさることながら、荒くれた撮り鉄が荒らさないようにと祈るばかりでもある。