2023.8.30 FV-E991系「HYBARI」試運転に中途半端に遭遇した日 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さて、8月30日の動きというのは実に分刻みで慌ただしかった。

昨日までに書いたブログ記事を時系列で並べると、こんな感じだった。

しかし、伊豆箱根鉄道大雄山駅で撮影を終えた時点で


まだ正午過ぎ


という状況。

ちなみにこの日は、横浜〜伊東間で185系による臨時特急「185」の運転日でもあった。

6両編成なのは、かつてを知る身としては寂しいが…

天気も良いし、熱海あたりまで足を伸ばして温泉にするか、知り合いの店でランチも良いか。

それで、帰りの横浜行き列車を撮影しても良いかな…などと漠然と考えていた。


ところが、かねてより懇意にさせていただいている鉄道ライターの土屋武之さんのXを読むと…

お、HYBARI動いてるんだ?


JR東日本の水素燃料電池試験車であるFV-E991系電車。

昨年2月、J-TREC横浜事業所で新製されて出場して以来、南武・鶴見線で試運転を重ねていた。

だが、新製配置から1年半経っても、その試運転場面にはなかなか遭遇できなかった。

特にここにきて、度々鶴見線に通っているにもかかわらず、である。

それが動いているとなると、またとないチャンスである。


ちょっと行ってみるか、、、


興味の赴くままに、来た道を順当に戻っていく。

ランチは結局コンビニで、東海道線内でごく軽めに食べて少し寝て体力温存。

川崎→尻手と乗り継ぎ、この日2回目の南武支線で浜川崎へと到達。

この時点で既に15時少し前になっていた。


う〜んどうなんだろう…?


一気に不安感に苛まれつつ鶴見線ホームに行くと、205系に目もくれず待つ撮り鉄が数名。


こ、これは…


気になって身構えること、すぐ。

特徴的な青色と水色のツートンは…


HYBARI再見!!


実に1年半ぶりの再会。

走行音は実に静かで、回りの雰囲気を見ておかないと接近も気付きづらいかも。


しかし、すぐに試運転は発車してしまう。

どうやら、鶴見〜扇町間を往復しているようで…


約10分ちょい後。

再登場。


また1分くらい停車して、すぐに発車。


…そこからしばらく浜川崎に留まり。

後続の鶴見線で追いかけ始めたら、すぐ。


えええっ、


もう帰ってきた!!


しかもLED表示は「回送」に…

まさか、中原に帰ってしまうのか?!


そのままやむを得ず鶴見に抜け、川崎経由で南武線に再アプローチ。

武蔵中原に来てみると…3番線に「回送」の表示が?!

さてどちらが来るのか??

なんか、公式の取材カメラが撮っているようだし、これは…と思いながら約10分。


あの青い奴は…


HYBARI再々見!


といってもすぐに入庫するわけではなく、しばらく3番線に留まってくれた。


ここで少し、編成のディテールを見て回る。

構造的にはEV-E301系とほぼ同じ。


それにしても、ずいぶん爽やかな青である。

登場時にも度肝を抜かれたものだが、夏空の下だとなお映える。


…ま、それ以外は大きなトピックはないw

相変わらず車内はカーテンが閉ざされていてほぼ伺えないし。


そういや、まだ烏山線のEV-E301系にも乗ったことがなかったな。

烏山線からキハ40が撤退したのが、もう6年半も前のこと。

ちょいちょい宇都宮界隈に足を運んでいる割には、なかなか網羅できていないものだ。


そんなことを考えていると、2番線には武蔵中原始発の川崎行きが入線してきて…


入れ替わりに、入換信号現示に従って入庫開始!


ゆっくりと勾配を下って、鎌倉車両センター中原支所に姿を消した。

鶴見線内では、事前情報に乏しくなかなか中途半端な記録に終始してしまったが…

浜川崎での発着時間と、武蔵中原での入庫時間がある程度把握できたからまだ良かったかな。

試運転する曜日は限られているようなので、それを把握することが次の課題になりそう。


…そして、FV-E991系自体の今後の動向も気掛かりである。