さて、8月30日の動きというのは実に分刻みで慌ただしかった。
昨日までに書いたブログ記事を時系列で並べると、こんな感じだった。
しかし、伊豆箱根鉄道大雄山駅で撮影を終えた時点で
まだ正午過ぎ
という状況。
ちなみにこの日は、横浜〜伊東間で185系による臨時特急「185」の運転日でもあった。
6両編成なのは、かつてを知る身としては寂しいが…
天気も良いし、熱海あたりまで足を伸ばして温泉にするか、知り合いの店でランチも良いか。
それで、帰りの横浜行き列車を撮影しても良いかな…などと漠然と考えていた。
ところが、かねてより懇意にさせていただいている鉄道ライターの土屋武之さんのXを読むと…
お、HYBARI動いてるんだ?
JR東日本の水素燃料電池試験車であるFV-E991系電車。
昨年2月、J-TREC横浜事業所で新製されて出場して以来、南武・鶴見線で試運転を重ねていた。
だが、新製配置から1年半経っても、その試運転場面にはなかなか遭遇できなかった。
特にここにきて、度々鶴見線に通っているにもかかわらず、である。
それが動いているとなると、またとないチャンスである。
ちょっと行ってみるか、、、
興味の赴くままに、来た道を順当に戻っていく。
ランチは結局コンビニで、東海道線内でごく軽めに食べて少し寝て体力温存。
川崎→尻手と乗り継ぎ、この日2回目の南武支線で浜川崎へと到達。
この時点で既に15時少し前になっていた。
う〜んどうなんだろう…?
一気に不安感に苛まれつつ鶴見線ホームに行くと、205系に目もくれず待つ撮り鉄が数名。
こ、これは…
気になって身構えること、すぐ。
特徴的な青色と水色のツートンは…
HYBARI再見!!
実に1年半ぶりの再会。
走行音は実に静かで、回りの雰囲気を見ておかないと接近も気付きづらいかも。
しかし、すぐに試運転は発車してしまう。
どうやら、鶴見〜扇町間を往復しているようで…
約10分ちょい後。
再登場。
また1分くらい停車して、すぐに発車。
…そこからしばらく浜川崎に留まり。
後続の鶴見線で追いかけ始めたら、すぐ。
えええっ、
もう帰ってきた!!
しかもLED表示は「回送」に…
まさか、中原に帰ってしまうのか?!
そのままやむを得ず鶴見に抜け、川崎経由で南武線に再アプローチ。
武蔵中原に来てみると…3番線に「回送」の表示が?!
さてどちらが来るのか??
なんか、公式の取材カメラが撮っているようだし、これは…と思いながら約10分。
あの青い奴は…
HYBARI再々見!
といってもすぐに入庫するわけではなく、しばらく3番線に留まってくれた。
ここで少し、編成のディテールを見て回る。
構造的にはEV-E301系とほぼ同じ。
それにしても、ずいぶん爽やかな青である。
登場時にも度肝を抜かれたものだが、夏空の下だとなお映える。
…ま、それ以外は大きなトピックはないw
相変わらず車内はカーテンが閉ざされていてほぼ伺えないし。
そういや、まだ烏山線のEV-E301系にも乗ったことがなかったな。
烏山線からキハ40が撤退したのが、もう6年半も前のこと。
ちょいちょい宇都宮界隈に足を運んでいる割には、なかなか網羅できていないものだ。
そんなことを考えていると、2番線には武蔵中原始発の川崎行きが入線してきて…