これに乗ると思うこと | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。



この電車は、大井町線各駅停車用の東急9000系です。モーター音が大好きでついつい乗ってしまいます。逆に急行は利用した記憶はありません。この電車は、当時は画期的といわれた制御方式を採用、しかしながら間もなく新型車両への置換えが始まるとのこと。そうなれば…。
会社は変わって西武鉄道では、片側4扉車両の導入を積極的に行い、それより若い3扉車両の廃車などもあった関係で多くの車両にいっぺんに寿命がきてしまいました。そのため新しい車両を多く導入しなければなりません。しかし、設備投資額が追いつきません。そのため、支線区に残る古い車両を一旦中古電車で置換えることとなりました。それを西武鉄道では「サステナ車両」と呼びます。維持がしやすく低コスト、さらに無塗装の軽量車体、VVVFと呼ばれる特に平成に大発展を遂げたエネルギー効率の良い車両を指し、JR東日本や東急などで導入されている「サスティナ」は全く異なります。
東急9000系がこの西武のサステナ車両の条件を満たしているため、もしかしたら中古として買われるのではと思ってしまうのです。但し、改造や試験などもしなければならないのて、仮に西武が東急9000系を買ったとして、乗客を乗せて走るまでは半年から1年は必要でしょう。新車を製造しつつ他から中古車両を買うのは、昭和30〜40年代にも西武でありました。