遅ればせながら…、祝!開業 宇都宮ライトレール | さきた☆たまきのラウンドハウス・第二機関区(アメブロ版)

さきた☆たまきのラウンドハウス・第二機関区(アメブロ版)

管理人の好きな鉄道や旅、その他近況などを気ままに綴るブログです。

宇都宮ライトレールのトートバックの一部

 

 三度の延期を経て、先週土曜日(8/26)、宇都宮ライトレール開業しました。関東では路面電車はめずらしく、しかも新規に線路を敷くというのはなかなかないことなので、全国区で話題になっていましたね。

 とちぎテレビでは特別列車出発式の模様を中継していました。この日は午前中から気温が高いにも関わらず、たくさんの人たちの姿が…。あいさつに立っていたお偉いさんたちは、スーツ姿でハレの日をきめていましたが、さぞかし暑かったんじゃないのかな~(^-^;。この夏は軽すぎない程度のクールビズなら許されたのではないか…と思いますけどね…。(←個人の見解です)

 翌27日を含めて、2万9千人ほどが乗り初めにかけつけたそうです。予想外に現金での支払いが多く、その場合前からしか降りられないため、ダイヤに影響したようです。
 ただ、3日目以降は平日なので、通勤通学客が大部分だったでしょう。よって大きな混乱はなかったんじゃないかと思います。ちなみに交通系ICカードならすべてのドアから降りられるようですね。

 開業したのは宇都宮駅東口からの14.6キロ、おとなり芳賀町の工業団地が終点だそうです。途中沿線には大学や高校、小学校、ショッピングモール、スタジアム、宇都宮市東部に位置する工業団地もあるようです。
 こうして見るとまずは、観光客云々よりも、通勤通学など地元の人たちの足を支えるのがメインかな。渋滞緩和や地球温暖化防止の面で、クルマから公共交通機関へ移行を促すのがだいいちの目的なんでしょう。電停によっては、パークアンドライドや路線バスの乗り換えもできる模様です。

 つぎの目標は駅の西側…、2026年の着工だそうです。完成は2030年代前半の予定。現在はバス路線でつないでいる東武宇都宮駅へ、いくつかの高校や繁華街、名所、観光地などとを結ぶルートを計画しているようです。
 なお宇都宮駅は立体交差(高架)でまたぎ、東西をつなげる模様…。はて『先輩』の富山みたいに環状線にする計画はあるのでしょうか???
 私は富山には南側の地鉄の路面電車と、北側のもと富山港線に乗り入れるライトレールと分かれている頃(2009年6月)に行ったっきりなので、その後のことは間接的にしか知らないんですが…。新幹線開業とともに駅が高架になったので、LRTが下をくぐる形で、つなげることができたのですよね。

 …あ、申し遅れましたが、写真↑はトートバックのプリントなんです。主人がおととし、神保町の書泉グランデに行ったとき買った宇都宮LRTのグッズでして。開業前でしたが、PRを兼ねて先行販売していたものと思います。
 

 公募で決まったという車両愛称は”ライトライン”…、宇都宮界隈は雷が多く、別名『雷都(らいと)』と呼ばれ、そこからのようです。黄色はシンボルカラーで、稲妻を表すらしい…、なんか「鬼滅の刃」を連想するな~というのは、昔の趣味で出ている?筆者のヒトリゴトです…。(^^ゞ
 そうそう!「雷ならこっちも負けないよぉー!!」という声が西隣の県から聞こえてきそうです(^-^;)…けどね。

 そのネーミング故、初日15時からの通常運転はまさか雷雨に見舞われてじゃ……?!と思ったけど、雷様(らいさま)もせっかくの日に水をさしちゃいかんと配慮してくれたようで、それはなかったみたいですね。
 乗りに行くのは開業の熱気とこの異常な暑さが落ち着いてからかな……。正直なところ、早くお出かけしやすい秋の気候になってほしいものです。