JR西日本岡山地区で運行を終えた117系100番台のE-08、E-09編成が下関総合車両所(幡生)に回送されて1カ月。現在は中間車から解体が進んでいます。9月1日に同所留置線の様子を見てみました。

 

 

下関総合車両所の留置線を北側の陸橋から眺める。左から117系E-08とE-09編成の先頭車、キハ120形とキハ47形、117系E-08編成の中間車、同E-09編成の中間車、115系N-06編成

 

 

 

117系はE-08、E-09編成とも先頭車のクハ117・116形と中間車のモハ117・116形に分けられていました。解体は中間車から行われ、既に内装はほぼ撤去されているようです。窓ガラスやパンタグラフなども外されていました。

 

 

下関総合車両所沿いの道路から眺めたクハ117-103(左)とクハ116-102。乗務員室の窓には立ち入り禁止のテープが見えます

 

 

 

117系の先頭車は、2編成4両が連なるような形で留置されています。内装はまだ残っているようですが、冷房装置は一部の部品が外されているように見えます。

 

 

回送直後と位置が変わったため、この日は117系らしい「顔」を見ることができました

 

 

 

下関総合車両所に留置された117系E-08、E-09編成を約1カ月ぶりに眺めましたが、この様子では中間車の解体が終わったあとに先頭車も続きそうで、「電車」としての形はまもなく見納めになりそうです。

 

 

 

※姉妹ブログ「歴鉄2番線」でも117系について書いています