皆さま、こんにちは!
9月に突入しましたね。
仕事の忙しさにかまけて外出できず、
青春18きっぷを3日分も余まらせてしまいました。
残り9日間なのに旅の予定を入れられるのか、自分!?
最近は全国各地で駅が無人化されてましたが、
ここは昨年の春に無人化されたそうですよ。
かつては急行列車も停まる駅だってのに…
今日は東北本線・花泉(はないずみ)駅の訪問記です。
自分が花泉駅を訪れたのは4年前の平成31年のこと。
この頃はJRグループ企業が受託する業務委託駅でしたが、
営業時間は限定的だったようで
自分が訪れた時刻は出札窓口が閉まってました。
画像のデータを覗くと
自分が花泉駅を訪れた時刻は午後3時過ぎ。
あと30分早く着けたら
窓口が開いてる様子が見れたワケです。
今になり、すごく損した気分でいました。
無人化された現在、
出札窓口は白いパネルで埋められたみたいですね。
そんな花泉駅は歴史が古く、
東北本線(当時は国有化前の日本鉄道)が開通した
明治23年に開業したそうです。
今ある駅舎はJRへの移行に合わせて
昭和62年に建て替えられたモノだそうな。
地方にある駅では珍しく、
駅前に老舗旅館がズラリと並んでます。
現在は大船渡線で結ばれている千厩地区ですが、
大船渡線が開通した大正14年以前から
花泉駅を起点とした千厩・藤沢地区方面行きのバスが
運行されてたそうですよ。
国鉄時代、花泉駅には早朝発車や深夜到着の急行列車が
到着していたので
そんな時代の名残なのかもしれませんね。
ちなみにこのバスは一関市営バスさんの手により
現在も運行され、
花泉駅前~千厩駅前を一時間弱で結んでいるそうですよ。
この2駅間は大船渡線が大回りしてる上に
一ノ関駅での乗り換えがあるので
バスによるショートカットが可能かも!?
気になる方は地図をご覧くださいませ。
それでは構内を覗いてみましょう。
花泉駅は相対式&島式ホームによる
複合2面3線構造です。
現在は一部の上り線普通列車が停車する3番線は
国鉄時代、急行列車の発着にも使われていたようで、
昭和51年撮影の航空写真に
455系電車による13両編成の急行列車が
停車する姿が写ってました。
花泉駅の長いホームはそんな時代の名残なワケです。
注目はホーム中央に写る車両。
2基のキノコ形クーラー(AU12×2)が見えますよね。
ご存知の方も多いかと思いますが、
この車両は半室ビュッフェ車のサハシ451(もしくは455)で
当時は急行列車の車内でも軽食が楽しめましたの。
最近は食堂車はおろか、
新幹線の車内販売ですら存在が壊滅状態ですけど
この画像を見ながら国鉄時代を懐かしんでましたよ。
2本のホームは跨線橋で結ばれてました。
跨線橋の上から構内を俯瞰します。
ホームでレトロな駅名標を見っけ。
構内の南側にある保線車両の留置線は
かつて駅前側に伸びていた貨物側線の遺構です。
5枚上にUPした航空写真に写る
大量の黒貨車もチェックくださいませ。
付近には桜の名所が多いようです。
個人的には国鉄時代の遺構…
中でモとびっきり古い
明治時代の遺構を見つけたかったですが、
どこかにありますかね?
ホームを見ても明治時代の古さは感じませんが…
だとすると、花泉駅のホームは
とある時期に造り替えられた可能性があるのかも!?
花泉駅は機会を改めじっくり眺めたいです。
東仙台駅(平成26年7月21日) ・新駅舎(平成28年2月28日)
岩切駅
利府駅
国府多賀城駅
塩釜駅
松島駅(平成21年11月2日 ・新駅舎画像:平成24年3月10日)
小牛田駅
石越駅(平成22年6月13日) ・新駅舎(平成27年10月22日)
花泉駅(平成31年4月21日)
有壁駅
一ノ関駅
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