話を聞いて、Twitter(X)を見た時には
は?
としか思わなかったw
6月に大場工場に検査入場していた、伊豆箱根鉄道大雄山線5000系5501Fが出場した。
それはいつものことで、また伊豆箱根鉄道のホームページには大雄山線の運休情報が。
甲種輸送計画が雑誌に載らなくなって以来、現状ではこの伊豆箱根鉄道が唯一甲種輸送の実施を
推測というか、確実に入手することが事実上できる手段となっている。
だが、その出場した5501F、駿豆線内で行われた公式試運転の様子がどうにもおかしい。
真っ赤になっちまった!w
それまでは、西武グループの旧標準塗装である“赤電”塗装が復刻されていた。
大雄山線開業90周年を記念して2016年に「オールドカラー復刻バージョン」として塗装変更。
以来、特別塗装のはしりとして日々奮闘してきたのだが…
まさかの赤一色化は想定外で、今回の甲種輸送に出撃することに決めた。
ちょうど月末で、仕事の物量が減っていて休みやすいことも決め手になった。
てことで…
今回は駿豆線内は28日、JR線内三島→相模貨物間は29日と計3日がかりでの輸送となった。
大雄山線内の輸送は30日と明らかになっていたので、30日朝から移動開始。
南武支線の撮影を終えて、遅延に気を揉みながら東海道線を西下。
相模貨物駅横を通過する時、一瞬甲種輸送編成を見る。
確かに赤い‼️
確かに赤い…けど……?
…さて、前回は小田原で迎撃していた甲種輸送。
今回はせっかくなので、相模貨物〜小田原間で一回出迎えようと考えた。
まず真っ先に考えたのは、相模貨物出てすぐの大磯だったが
・・・・・・。
一瞬降りて、また乗り直す。
相変わらずの為体に、一瞬目眩がした。
結局、もう一駅先の二宮へ。
こちらも人は多かったものの、マナーはまだそこそこ及第点、てことで暑い中暫く待機。
10:39、通過!
今回もコキ3両に続いて連結される5000系。
確かに赤い5501Fが、ぶら下がって小田原に走り去っていく。
連結されたコキは熱海側からコキ104-1075、130、2455の順であった。
とここで、赤くなった5501Fの違和感に気づく。
赤いには赤いで違いが無いのかもしれないが、
彩度が低い??
思ったより光沢感がなく、言うなれば赤電ベースの赤という感じがしたのだ。
まぁこれは、また光の当たり具合によって変わってくるのかもしれないが…
そして、一本後の電車で追走すると、甲種輸送編成は大雄山線内への押し込み準備中。
やはりこうして見てみると、少しばかり彩度が低い赤。
西武鉄道の9000系9103Fよりはギラギラしていない印象。
さて、10:56過ぎには早くも大雄山線内牽引担当のコデ165が緑町側に逃げ…
無線誘導により、5501Fの押し込みが開始!
この間、東海道線ホームにはE257系「踊り子7号」が発着。
これもあり、小田原駅内は終始厳戒態勢が敷かれていた。
…そんな中、去年のVSEや185系の撮影の時に知り合った顔も居たが…
挨拶もそこそこにLINEを聞き出そうとするのやめい💢
そういうのには相手できません。あしからず。
ほどなくしてコデ165も5501Fに近づき、ガッチリ連結!
ここまでは相互の連携プレイで、安心して見ていられる作業であった。
コデ165も変わらず元気。
中でも、伊豆箱根鉄道側の作業員の元気ぶりが際立っていたが…w
それにつられてボルテージが上がりそうなJRホームを、寸でのところで制御する構内放送w
相互の奇妙な熱量が、真夏の陽気と共に渦巻いていた。
…そして、5501Fは無事大雄山線内入線完了。
連絡線のポイントも元に戻され、鎖錠。
次に進路が開けるのは、いつになるだろうか?