2023.8.30 真っ赤な太陽?!伊豆箱根鉄道5000系5501F甲種輸送【前】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

話を聞いて、Twitter(X)を見た時には


は?


としか思わなかったw


6月に大場工場に検査入場していた、伊豆箱根鉄道大雄山線5000系5501Fが出場した。

それはいつものことで、また伊豆箱根鉄道のホームページには大雄山線の運休情報が。

甲種輸送計画が雑誌に載らなくなって以来、現状ではこの伊豆箱根鉄道が唯一甲種輸送の実施を

推測というか、確実に入手することが事実上できる手段となっている。


だが、その出場した5501F、駿豆線内で行われた公式試運転の様子がどうにもおかしい。


真っ赤になっちまった!w


それまでは、西武グループの旧標準塗装である“赤電”塗装が復刻されていた。

大雄山線開業90周年を記念して2016年に「オールドカラー復刻バージョン」として塗装変更。

以来、特別塗装のはしりとして日々奮闘してきたのだが…

まさかの赤一色化は想定外で、今回の甲種輸送に出撃することに決めた。

ちょうど月末で、仕事の物量が減っていて休みやすいことも決め手になった。


てことで…

今回は駿豆線内は28日、JR線内三島→相模貨物間は29日と計3日がかりでの輸送となった。

大雄山線内の輸送は30日と明らかになっていたので、30日朝から移動開始。

南武支線の撮影を終えて、遅延に気を揉みながら東海道線を西下。

相模貨物駅横を通過する時、一瞬甲種輸送編成を見る。


確かに赤い‼️


確かに赤い…けど……?


…さて、前回は小田原で迎撃していた甲種輸送。

『2022.11.17 伊豆箱根鉄道5000系5504編成甲種輸送①』11月16日から17日にかけて、伊豆箱根鉄道大雄山線5000系5504編成の甲種輸送が行われた。前回伊豆箱根鉄道、通称いずっぱこの甲種輸送を撮影したのは、20…リンクameblo.jp

今回はせっかくなので、相模貨物〜小田原間で一回出迎えようと考えた。

まず真っ先に考えたのは、相模貨物出てすぐの大磯だったが



・・・・・・。


一瞬降りて、また乗り直す。

相変わらずの為体に、一瞬目眩がした。


結局、もう一駅先の二宮へ。

こちらも人は多かったものの、マナーはまだそこそこ及第点、てことで暑い中暫く待機。


10:39、通過!


今回もコキ3両に続いて連結される5000系。

確かに赤い5501Fが、ぶら下がって小田原に走り去っていく。

連結されたコキは熱海側からコキ104-1075、130、2455の順であった。


とここで、赤くなった5501Fの違和感に気づく。

赤いには赤いで違いが無いのかもしれないが、


彩度が低い??


思ったより光沢感がなく、言うなれば赤電ベースの赤という感じがしたのだ。

まぁこれは、また光の当たり具合によって変わってくるのかもしれないが…


そして、一本後の電車で追走すると、甲種輸送編成は大雄山線内への押し込み準備中。


やはりこうして見てみると、少しばかり彩度が低い赤。

西武鉄道の9000系9103Fよりはギラギラしていない印象。


さて、10:56過ぎには早くも大雄山線内牽引担当のコデ165が緑町側に逃げ…

無線誘導により、5501Fの押し込みが開始!


この間、東海道線ホームにはE257系「踊り子7号」が発着。

これもあり、小田原駅内は終始厳戒態勢が敷かれていた。


…そんな中、去年のVSEや185系の撮影の時に知り合った顔も居たが…


挨拶もそこそこにLINEを聞き出そうとするのやめい💢


そういうのには相手できません。あしからず。


ほどなくしてコデ165も5501Fに近づき、ガッチリ連結!


ここまでは相互の連携プレイで、安心して見ていられる作業であった。


コデ165も変わらず元気。


中でも、伊豆箱根鉄道側の作業員の元気ぶりが際立っていたが…w


それにつられてボルテージが上がりそうなJRホームを、寸でのところで制御する構内放送w

相互の奇妙な熱量が、真夏の陽気と共に渦巻いていた。


…そして、5501Fは無事大雄山線内入線完了。


連絡線のポイントも元に戻され、鎖錠。

次に進路が開けるのは、いつになるだろうか?