泰緬鉄道の旅 | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします


時間は少し戻ります。

ナコーンパトム発トンブリー行き1112Dが15分ほど遅れて到着。

その煽りで7:30発ランスワン行きも遅れました。



乗車予定の257レまでまた時間があるのでドリップコーヒーを買います。値段は忘れました。40B?

旧客で本式ドリップコーヒーを飲めるのは嬉しい。


257レは15分ほど遅れてトンブリーを発車。

15分ほど単線区間を行くと本線(南線)と合流します。

こちらの本線は電車化を予定しており架線が張られていました。

途中駅でおそらくスンガイコーロック発バンコク行き長距離急行とすれ違いました。

二ヶ月前に乗った列車の姉妹列車です。

車内はまだ空きボックスもあり予約があります。

編成は7両たったかな。

もと合造車(多分)





道中最大の駅、ナコーンパトム。8:51

乗車客より下車の方が多かった。

泰緬鉄道への観光客はクワイ川鉄橋のあるカンチャナブリからかな。


夏の空と客車全開の窓

グレープフルーツが来ました。

皮を剥いてくれているのが嬉しい。40B(160円)

Nong Pladuk ここから泰緬鉄道に入ります

まずは右に大きくカーブして本線から別れます

ずっと平地を快走し、クワイ川で有名なカンチャナブリに到着。定刻10:25のところ10分遅れ。


ここから多くの観光客が乗り込みます。

おそらくバスツアーで来て、クワイ川鉄橋だけを体験するツアーでしょう。

餘部にも同じようなツアーがありますし、球磨川の肥薩線でもツアーがあったと、宮脇俊三の鉄道紀行にも書かれています。


曰く、観光バスでいいところだけ切り取るのはオペラの前後を見ずに最高潮の部分だけを切り取った事になり、意味があるのか?と。


おっしゃる通り。


この変哲もない平地を見た後、アルヒル木橋や切り倒しを見てこそ、当時の気持ちに(少しでも)近づけると思う。