8月3日(木)
旅も2日め。今日は昨日阿倍野駅で事前購入しておいた『京阪・Osaka Metro1日フリーチケット』を利用してテツ旅を満喫後、予約したぷらっとこだま(新大阪発19時51分のこだま760号)で静岡へ帰るという行程となっています。このきっぷは文字通り大手私鉄『京阪電鉄』も利用可能ということもあり、有効活用すべくもちろん京都へも足を延ばすつもりで、タイトルの『大阪歴史さんぽ』が若干詐欺っぽくなってしまいますが、そんなことは大きな問題ではないでしょう。要は私が楽しめればOKです。そんなわけで、当日はまだ夜も明けきらない4時15分に起床。身支度を整え5時過ぎにチェックアウトします。
そうそう、29階でタワマン気分を味わえたこの部屋の感想ですが、最初こそその圧倒的な高さとその展望にテンションは上がったものの、時間が経つにつれ、特になんとも思わなくなっていったというのが正直なところ。まぁ自分の部屋じゃないんでね。ただいい経験にはなったかなと思います。エレベーターもたくさんあって、特に不便な思いはしませんでしたし・・・
一晩過ごしたアパホテル〈大阪肥後橋駅前〉をあとにし、大阪市内の中枢部ともいえる道を歩き、京阪の始発駅である淀屋橋駅へ向かいます。
距離はおよそ600m。途中には日本銀行大阪支店や大阪市役所などがあり、まさに大阪の中心といった感じ。
こうした近代建築、やっぱいつ見てもカッコいいですよね。こんな建物がゴロゴロある大阪が、ホントに羨ましく思います。
そして土佐堀川を隔てた対岸はモダンな淀屋橋。
この対比が個人的にはたまりません。わかる人にはわかるかな?
静岡では決して味わうことのできない雰囲気に朝から1人でテンションが上がり、ホテルを出て15分ほどで淀屋橋駅までやってきました。
ここからは本題のテツ旅のスタート。
まずは淀屋橋発5時48分の出町柳行き急行に乗り、一気に終点まで乗り通すことにします。
ちなみに今回利用する『京阪・Osaka Metro1日フリーチケット』、価格は\1,800と若干高めの設定ではありますが、大手私鉄京阪電鉄の『京阪線』部分と大阪メトロ全線が乗り放題という、使い勝手の非常にいいきっぷであり、結果としてとても簡単に元を取ることができました。初めて利用してみたわけですが、大満足だったといってもいいでしょう。今後も第2弾、第3弾と続編があるかもしれません。それくらい充実した1日を過ごす事ができたかと思います。
乗り込んだ急行の車内は、早朝というのになかなかの混雑ぶり。みんな朝からご苦労様です。ロングシートではありますが、幸い最前部の席が空いていたので、そこに陣取り前面展望を楽しむことにしました。本当はクロスシート完備の6時08分発の特急を待つつもりでしたが、地下ホームはどうにも暑くてそれまで待つことができなかったのはご愛嬌w まぁその代わり前面展望ができたのだから、良しとしましょう。
定刻の5時48分になり淀屋橋駅を発車。出町柳駅到着までのおよそ1時間を、しっかり満喫しようと思います。