鶏舎と蔵を作る。(1)設計 | 16番ゲージレイアウトのこと..など

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16番ゲージの鉄道模型レイアウト・白縫鉄道川正線の制作記です。

 集落の宅地造成にかかる前に、再びストラクチャーを作ることにしました。

 前回の記事に書いたとおり、建物密度の低い2軒の農家に付属建物を追加します。

 ところで、農家の建物密度に着目すると、ジオコレの農家って、とても良くできていると思いませんか?

 久しぶりのストラクチャー工作となり、少し不安はありますが、Nゲージに負けないよう頑張りましょう!

鶏舎の設計

 1軒めは、下写真の位置に鶏舎(鶏小屋)を建てます。

鶏舎の建築位置

 

 鶏小屋と言って思いつくのはこんな感じの建物ですが、・・

バラック風の鶏小屋

 もっとしっかりした建築物の実例はないでしょうか?

 ストラクチャー工作に困った時は、いつもの”文化遺産オンライン”です。

 今回も、3つの事例が見つかりました。

1.藤野家住宅鳥小屋(文化遺産オンラインへのリンク

 鶏ではなく、文鳥などを飼育した建物のようです。

 ストリートビューでも見ることができました。

 格子窓が良い感じです。

 

2.旧内山家住宅にわとり小屋(文化遺産オンラインへのリンク

 これも一部ですが、ストリートビューで確認できました。

 文化遺産オンラインによれば、鶏小屋らしからぬ漆喰仕上げの壁が特徴的とのことです。

 

3.平尾家住宅畜舎(文化遺産オンラインへのリンク

 これは是非、リンク先をご覧ください。上記の内山家と同じく、畜舎には珍しい漆喰壁に加え、窓が非常に面白い形をしています。

 ストリートビューでは畜舎は確認できませんでしたが、平尾家のある豊岡市の森尾という町、とても良い雰囲気です。町並み散歩をお楽しみください。

 

 以上の3つの事例を組み合わせて、鶏舎を設計しました。

 使ったソフトは、いつものとおり、フリーのAR-CAD です。

 鶏舎は1間半×2間半の広さにしました。

 漆喰壁を基本にして、北面と東面に格子窓を設けました。図面には書き忘れましたが、低いコンクリートの基礎の上に建っています。

鶏舎の立面図

 

蔵の設計

 2軒目は蔵を建てます。

蔵の建築位置

 

 蔵は、以前に作ったものを参考にします。下の図が以前の蔵です。

蔵の立面図(既設)

 新しい蔵は、平入りを妻入りに変更し、壁面の板張りを”ささら子下見板”に変更しました。

 少し工作が面倒ですが、丁寧に作ることにしましょう。

蔵の立面図(新築)

 今回は、久々に、鉄道車両の登場しない鉄道模型ブログになってしまいましたね。

 本日も、ご訪問ありがとうございました。