集落の宅地造成にかかる前に、再びストラクチャーを作ることにしました。
前回の記事に書いたとおり、建物密度の低い2軒の農家に付属建物を追加します。
ところで、農家の建物密度に着目すると、ジオコレの農家って、とても良くできていると思いませんか?
久しぶりのストラクチャー工作となり、少し不安はありますが、Nゲージに負けないよう頑張りましょう!
鶏舎の設計
1軒めは、下写真の位置に鶏舎(鶏小屋)を建てます。
鶏小屋と言って思いつくのはこんな感じの建物ですが、・・
もっとしっかりした建築物の実例はないでしょうか?
ストラクチャー工作に困った時は、いつもの”文化遺産オンライン”です。
今回も、3つの事例が見つかりました。
1.藤野家住宅鳥小屋(文化遺産オンラインへのリンク)
鶏ではなく、文鳥などを飼育した建物のようです。
ストリートビューでも見ることができました。
格子窓が良い感じです。
2.旧内山家住宅にわとり小屋(文化遺産オンラインへのリンク)
これも一部ですが、ストリートビューで確認できました。
文化遺産オンラインによれば、鶏小屋らしからぬ漆喰仕上げの壁が特徴的とのことです。
3.平尾家住宅畜舎(文化遺産オンラインへのリンク)
これは是非、リンク先をご覧ください。上記の内山家と同じく、畜舎には珍しい漆喰壁に加え、窓が非常に面白い形をしています。
ストリートビューでは畜舎は確認できませんでしたが、平尾家のある豊岡市の森尾という町、とても良い雰囲気です。町並み散歩をお楽しみください。
以上の3つの事例を組み合わせて、鶏舎を設計しました。
使ったソフトは、いつものとおり、フリーのAR-CAD です。
鶏舎は1間半×2間半の広さにしました。
漆喰壁を基本にして、北面と東面に格子窓を設けました。図面には書き忘れましたが、低いコンクリートの基礎の上に建っています。
蔵の設計
2軒目は蔵を建てます。
蔵は、以前に作ったものを参考にします。下の図が以前の蔵です。
新しい蔵は、平入りを妻入りに変更し、壁面の板張りを”ささら子下見板”に変更しました。
少し工作が面倒ですが、丁寧に作ることにしましょう。
今回は、久々に、鉄道車両の登場しない鉄道模型ブログになってしまいましたね。
本日も、ご訪問ありがとうございました。