どうも、ちぐさです。
2020年にデビューし、鉄道好きに多大なインパクトを与えた「WEST EXPRESS 銀河」。元々はみどりの窓口やe5489等で発券した特急券で乗車する仕組みをとる予定だったものの、例の感染症の影響でツアー販売のみでの船出に。ただ最近はみどりの窓口やe5489等で特急券を発券できるようになり、投稿者はe5489の事前予約で何とか7月の3連休に運行される出雲市発京都行きのクシェット席を抑えられました。過去に事前予約で4～5敗しており、あきらめかけていただけにこのチケット確保はうれしい限り。
今回はそんなWE銀河乗車記です。
のぞみ139号 広島行き 東京→岡山
まずはのぞみ号で岡山へ。ちょうど「AMBITIOUS JAPAN」から「会いに行こう」に車内チャイムが変わる直前だったので、聞けるかな？と思いましたが、残念ながら西日本編成でした。
N700名物「東京裁判の大川周明から見た東条英機」っぽいグリップ。
西へ向かうのに杜の都の駅弁と北の大地のおにぎり・お茶をいただく。牛タンはおいしいからね、しかたないね。
特急やくも 出雲市行き 岡山→米子
時間が合わず通常色で米子へ向かいます。乗り継ぎ割引が廃止されてしまったのが地味に痛い。なお全行程割引運賃で行くより、往復乗車券（割引あり）と各特急券を通常料金で買う方がトータルで安上がりだったので、普通に発券しました。
シャミネ米子。訪ねた数日後にオープンしました。なお一部からは略して「シャミ子」と言われているようで…
米子で待つこと20分少々、目的の列車がやってきました。
特急WEST EXPRESS 銀河 米子→京都
元々新快速用として製造され、近年はローカル運用が主だった117系を改造して、特急列車に仕立ててきました。ちょうどこの直後に岡山地区を走っていた117系一般車が運用離脱したことで、現在国内を走る117系はとうとうこの編成のみとなりました。
両側ドアに空気式ドアエンジンなど、ところどころに117系の痕跡が残されていますが、見違えるほどに改造されています。
こちらは普通座席。前後間隔は通常の特急より広めにとられています。
車内には様々なラウンジスペースが用意されています。
ヘッドマーク。
根雨駅で30分停車。おもてなしや特産品販売がありましたがめぼしいものがなく、車内外の撮影にいそしんでおりました。
今回はこちらのクシェットを利用しました（実際に使用したのは手前側。この席には備中高梁から別の方が来た）
夜もだんだん更けてきました。
単線の伯備線では道中の通過待ちや列車交換が多く、特急やくもだと1時間40分程度で走破する米子から備中高梁間を、この列車は約3時間40分かけて走ります（根雨で30分停車があるので実質3時間ちょっと）。
通るところが通るところだからかとにかく虫が多い！窓にへばりついてるし、車内に入り込んでくるし。虫嫌いな投稿者にとってはとてもつらかったのですが、せめてもの救いがクシェット席までは入りこんでこなかった、というところでしょうか。
備中高梁駅に着くと、湘南色の115系が停泊していました。
市の図書館併結の備中高梁駅。2015年に建て替えられました。この駅でもおもてなしや特産品販売があり、紅茶とパウンドケーキを買いました。
この駅最大の見どころは、やはりコレ。
夜行列車同士の行き違いです。出雲市を約3時間後に出発したサンライズ出雲号が備中高梁でWE銀河を追い抜いていきます。このあとサンライズは瀬戸号と岡山で併結し、翌7時過ぎに東京着となります。
備中高梁を出ると、翌朝神戸（5：44着）までノンストップで走ります。とはいいつつも途中中庄と大久保で長時間停車をしておりました。
早朝、大久保の長時間停車を終え、神戸まで爆走するWE銀河。道中明石海峡大橋が見えます。
その後は三ノ宮・大阪・新大阪と停まり、終点京都を目指します。早い時間でそれほど混み合っていないのでなかなかの走りぶりです。高槻の明治製菓大阪工場前を通過していきます。
備中高梁時点でたくさんへばりついていた虫はどこへいってしまったのやら。
米子から約13時間、終点京都に着きました。紺色のボディーが映えますね。
京都駅は山陰線ホームに到着します。
今回はとにかくクシェットで横になって一晩過ごす！というのが目的だったので、それはしっかり果たすことができた、良い乗車になったと思います。
9月からルートが和歌山方面になるので、夜行で走る往路に乗れればな、と思います。チャンスは来年2月。1本勝負ですね。
このあとはデビューしたばかりのとある特急に乗るためにすぐ帰京しました。
その模様は次回。
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今週末で一人暮らしはおしまい。実家に戻ります。