前回に続いて複線化前のJR奈良線は藤森~桃山間の様子からです。当時単線区間であっても、頻繁に快速電車も行き来していました。その快速電車は221系。今では珍しい鋼鉄製の車体ですが、JR西日本になって初の製造車両は1989年より製造開始で試作的要素もあったようです。

 

 JR化後には各社がオリジナルの車両を製造し、共通化された車体はなくなりましたね。因みにJR東海は既に廃車が始まってた311系にあたるでしょうか?221系は近郊型で軽快感を持たせ窓を大きくとったので車体負担を考え、あえて鋼鉄製にしたとか・・。ともあれ最後の鋼鉄製車両にもなるのかもしれませんね。

 

 そしてJR西日本の車両特性としては先頭車でも転落防止幌の存在。2010年12月の事故を受けて追加装備になった物ですね。お顔をガードするような特異なアイテムでもあります。撮影はお馴染みの「ふたまたせん」さんです。

 

   「ふたまたせん」さんから

 前回に続き、複線化前のJR奈良線藤森~桃山間の画像をアップです。205系の他に221系も走っていますがこちらは主として「みやこ路快速」としての運用になります。が、時には普通運用に入る時もあります。快速電車の本数は結構多くて、3本に1本は快速ですね。

 

 ※撮影は全て「ふたまたせん」さんです。