延岡駅から下った南延岡駅までの約3.4㎞の1駅区間の往復。
旭化成の荷物を扱う臨8075レ/臨8076レがかねてからの噂通り2023/8/21に最終運行を迎えました。
1両のコキ200牽引で大瀬川橋梁を渡る8075レ
南延岡駅の留置線で休むEF81 452
広大な敷地はD51やC12等が在籍した南延岡機関区の名残です。扇形機関庫は後方の赤い建物の辺りにあったらしく、晩年は高千穂線のキハ20や貨物用のDE10の車庫として使われました。
8075レは黄色い黄タンコを積んだ短い編成がたまに混じる人気の返空運用です
EF81銀釜も運が良ければかわいい編成で走ります
KATOさん大牟田からの勢いで黄タンコも商品化してくれないかな…。
先日運用落ちしたEF81 453
返送する貨車がない場合は単機で走ることもよくありました。
こちらも単機で出発を待つEF81 406
EF81 406の運転台 (運転士さんの許可を得て撮影)
40分くらいホームに留まるので数回窓越しに話したことがある運転士さんのご厚意でこんな写真も…。
EF81 406のナンバーや銘板
EF81の模型の作業がしやすかったのはこの8075レで触れそうなくらいの距離でじっくり見ることや撮影ができたからかもしれません。
機関車自体も減っていく中、こんなに近くで見ることもできなくなり寂しくなります。
悪天候でEF81の空転が予想される場合は4075レをED76が受け持ちそのまま8075レ代走運用に入ることもありました。
南延岡駅にて
辺りは暗くなり、発荷である液化塩素が入った黄タンコを繋ぎ延岡へ向けて出発を待つ8076レ(EF81 453)
8月21日の最終列車にはEF81 406が運用に入ったようです。仕事の関係で最後に見ることはできませんでしたが、今まで南延岡で荷役を担っていた関係者の方々本当にお疲れ様でした。
そして今まで駅や沿線でたくさん写真を撮らせてもらった短い貨物列車に『ありがとう』と言いたいです。
反射板が付いた銀釜なんてそうは見れなかった…。
EF510の仕業の延岡貨物(4075レ/4074レ)は今後も残るので、たまに代走に入るEF81やED76の最後の活躍を見届けたいと思います。
ご覧下さいましてありがとうございました。