伊勢志摩ローカルに充当されるVVVF車で初の更新車になったのは1230系VC32でしたが同編成はワンマン表示器が無く、フルカラーLEDに「ワンマン普通」と表示するのかと思ったら手作りの「ワンマン」表示を窓に吸盤で取り付けていたので「アナログなやり方だな」って思ってしまい、今後入場すると見られるVC31も同じ仕様になると思われるので幕に「ワンマン普通」を表示する現行仕様は早めに撮影しておいた方が良いです。ただ私はVC31だけでなく1編成だけの存在の1240系VC40も気になっており、同編成はワンマン表示器を備えているので違った雰囲気になると見られますがこの表示器とフルカラーLEDの組み合わせは現行の「表示器+幕」よりも見易くなると思っており、特に早朝と夜間は本領発揮しそうな感じがします。


(2023.6.3 五十鈴川にて撮影)

 賢島行きの伊勢志摩ローカルに充当されるVC40です。同ローカルでは平日は五十鈴川〜賢島間、土休日は松阪〜賢島間において自転車を直接車内に持ち込むことの出来るサイクルトレインを実施しており、当該列車には副標が取り付けられますが一部利用出来ない駅があるので気を付ける必要があります。


(2023.6.3 五十鈴川にて撮影)

 VC40は1233系からの改造車であるためVC31・VC32とは車体の構造が異なり、2両単独で運用に入っている時はわかりにくいですが裾の長さや屋根のカーブ等に違いが見られ、更新後の姿が楽しみです。なお非ワンマン車の1233系については現在VE34とVC42が高安検修センターに入場しており、特にVC42はVC40と同じ名古屋線の所属であるため今後顔を合わせる機会が出来ることから出場後が楽しみです。