歴史的快挙 | K@Fe~type103's Room~
2023-08-19 06:05:26

歴史的快挙

テーマ:鉄道

銚子電鉄(本社:千葉県銚子市、代表取締役社長:竹元勝紀)と南海電鉄(本社:大阪府大阪市浪速区、代表取締役社長:岡崎信行)は連盟にて、南海電鉄2200系の銚子電鉄への譲渡を発表しました。



銚子電鉄が安定した輸送確保を目指し、創立100周年を機にフラッグシップトレインとなるべく物色していた中古車が南海電鉄2200系。


南海2200系は「角ズームカー」や「通勤ズームカー」の愛称で1969~1972年に高野線向け22000系として誕生、1973年の架線電圧600V→1500Vへの昇圧に対応した複電圧仕様なのが特徴。


ズームカーは南海高野線の優等列車の愛称で、難波~橋本の平坦区間(カメラのレンズでいう広角)を高速走行で駆け抜け、橋本~極楽橋の山岳区間(カメラのレンズでいう望遠)を力強い足取りで駆け抜ける、つまり広角から望遠まで幅広い使い方が可能な事に由来する愛称。


1990年、後継車両2000系の登場によって1993年から更新工事を施工され2200系、2230系、2270系に改番されて汐見橋線、多奈川線、高師浜線、貴志川線(現和歌山電鐵貴志川線)等の支線で活躍。


銚子電鉄に譲渡されるのはモハ2202(モハ22007)+モハ2252(モハ22008)の2両1本。


架線電圧600Vのままの貴志川線での運行を考慮して複電圧仕様なのが譲渡の決め手になりました。


譲渡するモハ2202+モハ2252は既に南海電鉄千代田工場を発って船舶今朝、千葉港に陸揚げ。


今夜、銚子電鉄に向けて陸送されたあと必要となる改造工事を施工予定。


運行開始時期は追って発表されます。


銚子電鉄が中古の中古ではない中古車両を導入するのは30年ぶり。


関西私鉄車両を関東で見れるという歴史的快挙、狂喜乱舞な事態が起きてしまいました。



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