2023.8.16 首都圏205系Last Summer!ハマは夏が攻めどき② | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さて、無事に昭和駅を攻めて再び鶴見線巡りを再開。

 

T11編成は、3両の短い鶴見線編成の中でも個性的な編成。

原番号で残るモハ205-26は、1985(昭和60)年8月20日に川崎重工で新製。

遂に38年目を迎える205系現役最年長車両となった。

山手電車区(南ヤテ→東ヤテ)に第9編成として配属後、2004年8月に中原電車区に転属。

このモハ205-26に限らず、鶴見線・南武支線配属の205系の車内の車両番号・号車表示は全て

オリジナルのステッカー表示に交換が完了している。

 

昭和末期の川崎重工メーカープレートは健在。

 

そしてクハ205-1101は、205系先頭車化改造の第1号車。

テストケースとして南武支線1000番台より早く、元埼京線ハエ8編成サハ205-161から改造。

しかし、相棒であるクモハ204-1101(元モハ204-26)ら2両の改造出場まで、およそ2年半近く

保留車として中原電車区に留置されていたという経歴を有する。

 

メーカープレートは平成初期のデザインが健在で、かつ鎌倉総合車両所の改造銘板も併置。

いまとなっては、このどちらも貴重な個体であるが…

引退の見通しが明らかになり、先の昭和60年製銘板と共に早晩撤去される可能性が高い。

 

さて、前回はこの浜川崎駅から安善駅まで、この乗った電車に乗り継いだ。

この時の理由は、大川行きに乗るためだったが…

 

今回は、大川には行かずに

 

武蔵白石で下車!


およそ5分後を続行する、武蔵白石始発(左)との並びを押さえる。

前回は車内から見るだけだったので。


この角度で捉えるのは昨年6月26日以来になるが、まだまだ静かな夏の朝。

まぁそもそも、降りた目的はそれじゃなく。

まだ本線側には多数残されている門型鉄塔と、

 

ポイントを渡っていく大川行きを撮りたかったから!

 

 レールの軋み音も高らかに、20km/h程度で警笛を鳴らしながら大川に走り去っていく。

 

そして、また一瞬静寂が戻る構内。

わざわざここから始発に乗っていく人も、ほとんどいない。

まだお盆休みだったとはいえ、それでも拍子抜けするほどであった。

 

そして、8:38にはまた鶴見に向けて走っていく。

 

定石通りの発車の場面も撮りつつ…

 

門型鉄塔もしっかり!


ただ実際、間近に見るとだいぶ錆の進行が進んできているように感じた。

海が近い分、保守も容易ならざる部分もあるだろうが…

次第に珍しくなりつつある鉄道のストラクチャーアイテムにも、気をつけて目を向けてみたい。