伊勢志摩ローカルに充当されるVVVF車は長い間全編成が下枠交差形パンタを搭載し、ラッピング車や復刻塗装車も例外ではありませんでしたが少し前に1440系VW37がシングルアームパンタに交換され、定期列車で志摩線を走る一般車では唯一の存在であるため私の中での注目度は高いです。最近更新工事を受け、見た目が大きく変わった1230系VC32も下枠交差形パンタを維持しているので未更新のままシングルアームパンタになったVW37は異端児そのもので、撮影出来たらラッキーだと思っています。


(2023.8.12 賢島にて撮影)

 シングルアームパンタを搭載するモ1437を先頭に普通電車のりばが有る5番線に入るVW37です。後ろにある木のせいで見えにくいですがパンタグラフの向きは「> <」で、他社では「< >」が多い中何故この向きにしたのかが気になります。


(2023.8.12 賢島にて撮影)

 折り返し伊勢中川へ向かうVW37です。撮影した時間帯(15:10頃)はこのホーム(4番のりば)に大阪難波行きの「しまかぜ」が停車していましたがホーム長が8両分で余裕があることと普通電車が2両編成であるため先端からなら被ること無く狙うことが出来、注目の編成を撮影するのに都合が良いです。