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2023.08/16 [Wed]
筑後の奇祭「久富の盆綱曳き祭り」
江戸時代から続く変わったお祭りが筑後市の久富地区に伝わっています。
スイミング仲間が、この行事の世話役をしていて、準備が大変だと話していました。
実際に見たことはないのですが、毎年、お盆に地方ニュースや新聞で話題になります。
地域の男の子たちが、全身にすすを塗り、ワラの腰みのを着け、ワラで編んだ大綱を曳いて、地域を練り歩くという、とても変わったお祭りです。
お盆には地獄の釜のふたが開き、出てくる飢餓にあえぐ罪人に食べ物を施すという仏事「施餓鬼(せがき)」に由来するようですが、黒鬼に扮するのは、地獄の釜の番人を表現しているそうです。
13日には、我が家にもお寺さまが棚経にいらっしゃいました。食いしん坊だった亡き夫が好きだったどら焼きとビールを仏壇にお供えし、亡くなった猫たちの写真にはちゅーるをお供えし、後でチコちゃんがおいしくいただきました。
台風6号、7号が立て続けに日本列島を襲い、せっかくお盆に帰省する予定を立てていた方も、予定変更を余儀なくされたりして、あいにくでしたね。せめて被害がないことをお祈り申し上げます。
昨日は、終戦記念日でしたが、私も「戦争を知らない子供たち」世代です。
ただ、親たちはもちろん戦争経験世代でしたから、時々は、実際の話を聞きました。
父は、当時まだ中学生だったので、戦争には行っていませんが、「とにかくひもじい思いをした」という話をよくしていました。その親たちもあの世に行き、今、この世に残っているのは92歳の夫の母だけです。お盆に帰ってきた親たちや夫は、高熱にあえぐ地球をどんな目でみているのでしょうか。
カナダやハワイの山火事は、けして対岸の火事ではなく、日本でもありうる災害ですよね。中国の洪水なども地球が悲鳴をあげている現れかもしれません。
とはいえ、CO2排出を減らすために酷暑の中でエアコンなしで過ごすというのは愚の骨頂。
まだまだ、猛暑が続くこの夏を無事に乗り切るために、適切にエアコンを使いましょう。
熱中症には、水分・塩分の補給が大切とよく言いますが、熱中症で運ばれてくる患者さんは、ほとんど「水分はしっかり摂っていた」と言うそうです。医師が言うには、大切なのは「体内深部の温度を上げないこと」だそうです。
それには、エアコンなどがない環境では、クールタオルやネッククーラーなどをうまく使って、体温を適切に保つことが大切ですね。
今年、私が屋外作業に活用しているグッズは↓この2つ。
右は、水でしめらせて少し振るだけですごく冷たくなるタオル。
左は、28度以下で凍るネッククーラー。結露しないので首元が濡れずに冷たくなります。
冷凍庫に大量に眠っている保冷剤も薄いタオルに包んで脇の下にはさむと早く体温を下げたいときに有効です。
温度差や湿度差を感じにくくなっている高齢者には、家族やまわりの人の声がけが重要ですね。
熱中症注意喚起メッセージ素材 西鉄電車とひまわり
撮り鉄に呼びかける熱中症予防フリー素材
JR九州キハ200形とひまわり
Re: 峠さん
東京から孫たちが泊まりに来て嵐のような数日でした(^_^;
やっと今朝帰京して、後片付けに追われています。
お盆も終わって、鬼たちや餓鬼たちも地獄へ帰ったでしょうね。
このお祭りのために世話役はずっと前から大縄を作るために毎週集まってワラを編んだそうです。
そして、今は薪でお風呂を焚く家がないので、ススを集めるために遠方まで集めに行くそうです。
伝統のお祭りを継続するのも大変なんですね。
スイミングに来ている方のお孫さんが動画に写っていたのを後で知りました。
少年たちにはひと夏の思い出に残る体験でしょうね。
ススはその後学校のプールで落とすと言ってました。台所洗剤で(^_^;
峠さんの宿題がはかどりますように!!