青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

千里川決壊!豊中市始まって以来の大災害

2023-08-15 | 昭和・懐かしい北摂の風景

只今台風7号が近畿通過中ですが、思ったよりもの強風と雨!体感はここ数年で1番の大型台風です。大阪の1部(大部分なのか1部限定なのか不明)では、携帯電話が緊急電話もデータ通信も通話も出来ず。こういう事態が他の災害に繋がらないように、日本には外国人労働者は不要というのが僕個人の意見。本当に心配なのは、北朝鮮が崩壊して半島から難民が日本に漂着あるいは侵入し始めたらどうするのか?ということ。通報を受けた警官が2~3人で浜辺に行っても、何が出来るのでしょう。政府はこういうことをもっと優先して考えないといけない。

写真は僕の最も記憶に残っている、昭和42年7月の大阪府豊中市の水害の時のもの。6時間もの集中豪雨によって、千里川が増水している写真です。この当時、豊中市蛍池には「牧場」がありました。本当です。牛も飼っている牧場が蛍池箕輪にあったんです。僕の小学校の同級生の家でした。今ではそんなことは、同級生ですら忘れているようですが・・。

そしてこの豪雨によって千里川は決壊。豊中市始まって以来の大災害となりました。写真は蛍池の箕輪小橋で、蛍池南町側が袂の堤防もろとも流されてしまい、橋の横にあった「墓地」も原型を留めませんでした。沢山の友人の家が浸水して被害に遭いましたし、学校に避難する人を見たのも生まれて初めて。雨が上がった後、家の掃除をしている人々を大変だな・・と見たことは忘れませんし、あちこちに流された墓石が転がっていたのは異様な風景でした。誰がどうやって回収して回ったのか。

被災直後は危険で千里川の辺りには近づくことも出来ず、被災の暫く後に撮影した写真が上のものですが、陸上自衛隊が災害で派遣されていたことも分かります。

ここが現在の同じ場所からの写真ですが、千里川の両サイドが墓地なのがお分かり頂けると思います。この道を真っすぐ橋を越えて歩いていくと、阪急電車宝塚線の高架が見えて来て、右側には今も豊中自動車教習所があります。

毎年、大雨や台風で日本のどこかが大きな被害を被りますが、どうしてこんな気候になったのでしょう。今年の夏の暑さも、人生で最高に暑い夏です。来年は10年後はと考えると、本当に怖くなります。

 



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