伊勢志摩ローカルで活躍する近鉄の一般車には装飾を施した車両が3編成おり、全て2両固定のワンマン対応車である1259系ですがこのうちミジュマルトレイン(VC66)は土休日に限り運行予定時刻が公開されているのでまだ良いものの他2編成(とばしまメモリー なみの章及びうみの章)は運行予定時刻が公開されておらず、狙いにくいのが難点です。上手くいくとミジュマル狙いの際に一緒に撮影出来ることもありますが当日の運用次第なのでそれも難点です。


(2023.8.12 賢島にて撮影)

 普通ホームがある5番線に入線する「とばしまメモリー なみの章」です。車体全体にラッピングを施し車内にも装飾を施していますが「とばしまメモリー」では座席モケットや吊り革を専用品にするなど拘りが見られ、ミジュマル以上に特別感を感じられます。


(2023.8.13 五十鈴川にて撮影)

 次は回送で明星車庫へ向かう「とばしまメモリー なみの章」です。この回送は定期列車で遅延が無い限り五十鈴川で原則VC66が充当される877レ(伊勢中川8:56発鳥羽行き)とすれ違うので装飾電車同士の並びを見ることも出来ますが実際にそれになると「凄いすれ違いだなぁ」って思ってしまい、撮影出来た時の嬉しさも大きいです。