鉄道写真を撮りに一人で色々な所に出かけているので、カミさんには相当恨まれています。そのガス抜きをするのが、温泉に入って美味しいものを食べる家族旅行。宿選びが大事です。
どこにしようかなと考えていたら、そうだD51338さんの故郷である飛騨高山は見ていないことに気がつき、往復新幹線でレンタカーを借りて2泊3日で富山まで抜けることにしました。いかにさりげなく鉄をまぶすか、知恵を絞らないと(笑)。
<8月7日(月) 飛騨高山>
①東海道新幹線から名古屋で高山本線の特急「ひだ」に乗り換え。HC85系の車内に入ったら、新車の匂いがしました。
②上麻生を過ぎるころから飛騨川に沿って走り、渓谷美が見られます。
③有名撮影地の飛騨金山-焼石の車窓から
高山駅は近代的なビルになっていましたが、交通系ICカードのエリア外の為に立派な有人改札があったのが驚き。
④レンタカー会社が高山駅の西口前だったので、高山の観光の始まりはすぐそばの公園に展示されているキューロクから。D51338さんいわく、高山機関区で19648とお父様の在籍が重なったのが昭和20~25年なので父も運転したのではないかと。今でも、高山機関区のOBの皆さんが定期的に整備をされているそうです。
⑤正面以外の3枚は形式入りで字体も異なります。
高山に着いたとたんにキューロクですから、カミさんは警戒気味。さっさとレンタカーと荷物を旅館に預けて観光に向かいましょう。
⑥名物の高山ラーメンを食べたら、高山の伝統的な街並みをそぞろ歩き。時折、雨が降り出します。
⑦旧暦の七夕飾り 風情がありますね。
⑧日下部民芸館 幕府御用商人として繁栄した商家。重厚な梁が見事です。
⑨商家の格子窓から
⑩高山祭屋台会館 八幡祭で実際に登場する屋台がまじかに見られました。
⑪高山陣屋 国内に唯一残る郡代・代官所。取り調べのお白州や抱き石もありました。
ところで高山の観光で驚いたのが、ヨーロッパを中心としたインバウンドの多いこと。街中を歩いている人は、日本人よりも多いのではないかと。円安の威力ですね。
今夜のお宿は、高山の街中の旅館。飛騨牛の食べ比べ(しゃぶしゃぶ・網焼き・牛握り)に釣られ、カミさんも大満足です。