今回はGM製の名鉄1000系ブルーライナーです。

 

パッケージ

宮沢模型の特注商品として登場した1000系ブルーライナー。2021年にGMブランドで再販売されました。

パッケージは青色の紙スリーブに入っています。

 

 

商品情報

・品番:なし

・ク1007-モ1057(M)-モ1157-ク1107の4両セット

・1箱25300円

・2008年5月発売

・ライト点灯

・動力は2モーター動力搭載

 

実車情報

1994年に名鉄創業100周年を記念して空や海の青に動物、建物など名鉄沿線の名物・名所が描かれたラッピングが施されました。

1000系は1007Fが、ブルーライナー・ミニとして770形772号車が同様のラッピングが施され期間限定で運用されました。

前面表示はBlueLinerに変えられ、ミュージックホーンも名鉄のイメージソング「しなやかな風」をアレンジしたものが採用されました。

 

レビュー

〇1号車 豊橋寄り先頭車 ク1007

ク1007

豊橋寄り先頭車のク1007です。

 

正面

ライトは白色LED(GM版は電球色LED)になっています。

愛称部は青文字でBlue Linerに変更されています。ダミーカプラーは整形職のままとなります。

スカートは塗装され、向かって右側にMHのスリッドがモールド表現されています。

窓ガラスとスカートは取り付け部が小さく外れやすいので、ゴム系接着剤塗布必須です。

 

側面

写真上側(山側)はイルカやラッコの海獣や魚やサンゴが、写真下側(海側)には明治村の汽車や猿が描かれたラッピングが施されています。

Bトレでも限定品で登場したのを覚えています。

床下機器はライトグレー成型になります。名鉄ウイング、車番はインレタ転写となり、行先方向幕と指定席表示は付属のステッカーを使用します。

 

↓参考記事(Bトレ版)

 

 

妻面

妻面は雨どい脇に昇降用ステップがあり、貫通幌部には幌固定用の金具がモールドで表現されています。塗装は少し甘めでホロ枠や雨どい脇が少し下地の白色が出ています。

 

屋根

アンテナはユーザー取り付けパーツとなります。

 

〇2号車 モ1057(M) 

モ1057(M)

豊橋寄りの電動車モ1057です。岐阜寄りに車掌室がついている車両で、パンタグラフは豊橋寄りに設置されています。

動力車に指定されており、2モータータイプの動力ユニットが取り付けられています。

 

妻面(豊橋寄り)

豊橋寄り妻面はパンタ上昇用の引き紐と輪っかがモールド表現されています。

 

側面

写真上側(山側)はタコやオットセイ、写真下側(海側)は鳥や観覧車などが描かれています。

 

妻面(岐阜寄り)

岐阜寄りの妻面です。

 

屋根

ヒューズ箱と避雷器はユーザー取り付けパーツになります。

 

パンタ周り

ヒューズ箱はクーラー間に大、パンタ側は小を取り付け。アンテナと避雷器も取り付けます。

パンタは板バネ付きの旧形PT42が取り付けられています。

 

〇3号車 モ1157

モ1157

岐阜寄りの電動車モ1157です。トイレ付きの車両でパンタグラフは岐阜寄りに設置されています。

 

妻面(豊橋寄り)

豊橋寄り妻面はモ1057の岐阜寄りと同じ。

 

側面

写真上側(山側)はイルカや人魚、写真下側(海側)は明治村の建物などが描かれています。

 

妻面(岐阜寄り)

岐阜寄り妻面はモ1057の豊橋寄りと同じ。

 

屋根

ヒューズ箱と避雷器はユーザー取り付けパーツで豊橋寄りには換気装置を取り付けます。

 

パンタ周り

モ1057と配管の回し方が変わり、ヒューズ箱は小のみ取り付けます。

 

換気装置

トイレ部には丸い換気装置パーツを取り付けます。

 

〇4号車 岐阜寄り先頭車 ク1107

ク1107

岐阜寄り先頭車のク1107です。

 

正面

スカートのMH笛用のスリッドが向かって左側に変更されています。

 

側面

写真上側(山側)はマンボウやウミガメ、写真下側(海側)は建物や猿などが描かれています。

 

妻面

妻面は雨どい脇に昇降用ステップがあり、貫通幌部には幌固定用の金具がモールドで表現されています。

 

屋根

ク1007と同じ。

 

1編成導入

1000-1200系6両編成を作る際に余った車両をジャンクパーツなどで補修して全車特別車の4両編成を作り、連結相手として探していて、2021年に再版されましたが手が出ず。

最近ヤフオクで低額で出品されたので落札しました。

先頭のカプラーをTN化して連結させてやりたいですね。