まるでクリームソーダ?筑肥線103系国鉄色リバイバル乗車記 | 風かおる 鉄の路

風かおる 鉄の路

主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

国鉄色復活?

筑肥線・唐津線(姪浜~西唐津間)は福岡市地下鉄空港線との直通運転が実施されており、専用車両の303系・305系が運用されています。
2015年頃まではこれに加えて103系1500番台も使用されていましたが、現在では地下鉄乗り入れを終了、筑前前原以西でのみ使用されています。
 
その103系、303系と同じく前面と扉がJR九州のコーポレートカラーである赤色で塗色されていますが、登場時は今とは全く異なり、スカイブルーの車体にクリーム色の帯を巻いた塗装(国鉄色)でした。
 
2023年に筑肥線が電化されて40年、福吉~浜崎間が開業してから100年を迎えるに当たってこの登場時の塗装が復活することになりました。
 
復刻塗装の車両が運行を開始するのは8月8日。
さっそく見に行ってきました。
 

クリームソーダ色の電車

2023年8月8日。国鉄色編成が運行を開始した当日、やってきたのは筑前前原駅です。

 

さっきまで乗ってきた305系の屋根にはハトが乗っかっています。

これこそ本当の「鳥鉄」(笑)

 

国鉄色編成は1番線にやってくるそうなのでそちらに向かいます。

 

やがて踏切が鳴動し、唐津方向から青とクリーム色をまとった車両がやってきました!

これが国鉄色リバイバル編成、E12編成です!

 

到着した103系。

今の塗色とは全く印象が異なるイメージ。

まるで…クリームソーダトロピカルカクテルみたいな色ですね~

美味しそう

 

 

 

前面にはJNRマーク。

ここも国鉄当時のものが再現されています。

 

ホームドアと国鉄色。

ホームドアが登場したのが2021年なので、現役時は見られなかった光景。

これが面白いですよね(笑)

 

それでは車内へ。

 

中は手を入れられていないため、他の編成と同じ光景が広がっています。

 

ただ、妻面の窓からは隣の車両のスカイブルーがちらり。

 

検査表記も見ることができました。

今回の塗装復刻は全般検査扱いではなかったようです。

 

 

それではそろそろ発車の時間。

国鉄色の旅、楽しみたいと思います!

 

クリームソーダ色から海を眺める

筑前前原を出た列車はしばらく田園風景を見ながら進みます。

 

二丈浜玉道路深江ICが見えてくると…

 

列車は海沿いへ!

スカイブルー編成から眺める海!

ちょっと天気が良くないのが残念ですが、青色の車両はこの海沿いの景色に似合っている気がします。

 

遠くに浮かぶ小さな島は糸島市の姫島。

本土から市営渡船で行くことができます。 

 

大入に停車しました。

 

駅前の建物には国鉄色のイラストが描かれた「筑肥線百周年記念」の横断幕が掲げられています。

住民の方々もこの復刻塗装を歓迎してくれているようでした。

 

 

列車はさらに進みます。

この日は台風6号が近づきつつあり、海もだんだん荒れはじめているようでした。

 

なにやら大きな池のようなものが現れました。

ここではクルマエビの養殖が行われているようです。

 

海沿いを離れた列車は虹の松原の中へ。

 

しばらく松林の中を駆け抜けていきます。

虹の松原は日本三大松原のひとつ。

幅500m、長さ4.5kmに渡って松林が続いています。

以前は二里の松原と呼ばれており、それがいつしか虹の松原となったようです。

 

小さな駅舎がある駅に停車。

虹ノ松原駅です。

 

虹ノ松原を出ると、大きな川を渡ります。

松浦川です。

 

松浦川の向こうにはお城が。

唐津市のシンボル、唐津城です。

 

唐津の市街地に入り、列車は唐津に到着しました。

 

西唐津へ向かう列車を見送ります。

 

国鉄色と現在色の並び

改札を抜け、再び戻ってきました。

 

停車しているのは筑肥線(西線)伊万里行きの列車。

 

車両にはラッピングが施されています。

西九州新幹線開業を期に「ロマンシングサガ」とコラボし、唐津線・筑肥線を走る全16両にコラボラッピングが施されているのです。

 

ちなみに1両ごとにラッピングが異なるそう。

 

 

こちらの車両には唐津くんちの曳山が描かれていました。

 

折返しの列車がやってきました。

この列車に乗って帰ります。

 

帰りも海を眺めながら。

 

列車は福吉に停車。

行き違い列車待ち合わせのため3分止まります。

 

その間は撮影タイム!

 

反対方向の列車がやってきて、塗装の違いを比べることができました!

対称的な塗装の違い。どちらもそれぞれの良さがありますよね~

 

終点の筑前前原に到着。

 

ということで国鉄色復刻塗装に乗車する旅が終わりました。

復刻塗装が始まったということはそろそろ103系1500番台の終わりが見えてきたのかもしれません。

筑肥線が電化された当時から活躍している103系。いつまで走るのかはわかりませんが、最後まで活躍してほしいですね。

 

それでは。

 

★乗車データ

341C 普通 西唐津行き 筑前前原(11:18)→唐津(11:57) 103系E12編成(国鉄色)

348C 普通 筑前前原行き 唐津(12:11)→筑前前原(12:55) 103系E12編成(国鉄色)

※2023年8月8日乗車

 

・関連記事

 

この「風かおる 鉄の路」では観光列車をはじめとする全国各地の鉄道の乗車記や旅行の記録を紹介したり、アニメ関連の話題を書いていきます!
ときどきお絵かきするかも?

よかったら下のフォローボタンからフォローお願いします!

フォローしてね!

 

ブログに関するお知らせはこちらをチェック!

 

列車名で記事が探せる、便利な索引ページはこちら↓

列車名別索引

 

当ブログのイメージキャラクター「琴似はるか」については下の画像をクリック!

琴似はるかちゃん

 

Twitterやってます!

最新情報や交通に関するつぶやき、お絵かきしたりしているので

よかったらこちらもフォローお願いします!

風衣葉 はな

(↑お絵かき/アニメアカウント)

風衣葉 はな(交通系)

(↑交通系アカウント)

お題箱はこちら
お題箱設置中!イラストのリクエストや行ってみてほしい場所を募集しています!
うちのこ琴似はるかちゃんに着てほしい服も大募集!お気軽にどうぞ。

各種ブログランキング参加中!
クリックしていただけると励みになるのでよかったらぜひ…!


 にほんブログ村 鉄道ブログへ