いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ車両】165系ムーンライト赤

懐かしい車両のご紹介です。

165系ムーンライト赤
●発売:ベストリピートパート1(2003年)
●最近の入手難易度★★★☆☆

国鉄末期からJR初期にかけて、多くの国鉄車のアコモ改善、新塗装化が行われました。

165系、キハ58、485系などは特にバリエーションが多く、斜めストライプを用いたものも多かったように思います。当時、185系踊り子の流れか、「斜め=斬新」と鉄道誌面で語られました。子供の情報源はたまに買える鉄道ファン誌やダイヤ情報誌のみですので、斜め塗装=斬新という刷り込みがあります。

さて、この手の国鉄型の最後の厚化粧とも言える塗色は、活躍期間が短かったこともあり、Bトレでの人気もそれほど高くないようにも思います。


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多くは一度きりのアソート収録となったレア車なのですが、いまだに編成単位で比較的安価でメルカリなどに流れることがあります。

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165系ムーンライトは、リクライニングシートを装備したアコモ改善車が3連×3色登場し、それぞれ緑・茶色・赤系の塗色を纏いました。

また、急行赤倉などにも充当され、湘南色の編成との併結もされました。湘南色は自由席で、ムーンライト編成側は指定席にされたとなにかで読みました。

ムーンライトはその後編成が増え、ピンク系の塗装や、その後「赤倉」用の塗装も用意されました。

さらに短い期間の後に、長く活躍した白×黄色系の塗装に統一されます。

これら塗装変更系の国鉄型のBトレでの人気がそれほど高くなく、ほどほどレベル(個人的体感)であるのは、伝統的な国鉄型とその後の新系列の人気に挟まれ、短い活躍期間の厚化粧の国鉄型への思い入れを持つ方が比較的少ないからではないかと思います。
これは、派手なジョイフルトレイン群にも同じようなことが言える気がします。


さて、そんなムーンライト赤編成ですが、すでに緑編成がN化整備されている当鉄道でも、ぜひ揃えたい理由がありました。

それは、「1989年ごろに発売された、カトーのNゲージのムーンライト6両セット」への憧憬です。当時、お金持ちの友達の家にはこれがあったのです。

カトーのムーンライトは2000年前後にも、3色それぞれが3両セットとして限定販売されたようですが、それより10年前に記憶が確かならば「緑+赤」の6両セットがあったのです。

これは各3連に動力がひとつずつ入った、当時の子供からは信じられないような豪華仕様だったと思います。


今となっては本当に赤+緑だったのか、茶色が含まれたセットは存在したのか、、、。もし自分が商品企画側の立場だったら、少し地味な茶色を外す選択は理解できます。


↑追記:初期3色のうち、唯一自分が記録に残したのは茶色です。

カトーのムーンライトは2000年ごろに3両セットで各色が出たようで、ネットを検索してもこればかりがヒットします。記憶の中の6両セットがBトレで揃っている状態は、30数年来の憧れの昇華なのです。

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