いよいよ置き換え決定!鶴見線&南武支線205系、首都圏最後の牙城崩壊と厳しい路線の現実④ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

 8月1日、鶴見線の続き


…さて、鶴見線の旅を続ける。

国道駅を20分ほど堪能し、再び下っていく。


往来するのは、205系ばかり。

2006年以来17年余り、主力として君臨してきたが…

その風景、勢力図がまた塗り替えられていく時が来た。

但し、E131系の導入計画は1本削減の8本24両。

103系時代は10本30両だったから、じわじわと厳しい現実が垣間見える。


旧弁天橋電車区、いまの鶴見線営業所も、だいぶ様相が変わってきた。

中でも、南武支線用に転属してきたE127系の姿を見るようになるとは全く想像できなかった。

次世代水素電車FV-E991系の試験も進んでおり、さらに様相が変化する可能性もある。


さて、国道から乗ってきた電車は弁天橋で終点となった。

朝ラッシュの運用を終えて、入庫していく。

入庫は、下り1番線からそのまま逆走する形で行われる。


回送は、思いの外スピーディーに。

3両編成故に車内点検も早く終わるから、致し方ない面もあるのだろうか。

鶴見線の全体的なまったり感とは裏腹の引き上げを見送り…


まったり構えて鶴見行きを撮りつつ…


今度は、海芝浦行きで更に海沿いを目指す!


この弁天橋では、乗務員交代も。


もう何度も訪れている鶴見線ではあるが、海芝浦へは約4年ぶり。


9時台はもうラッシュのピークは過ぎ、かなり空いた状態で走り…


9:41、海芝浦に到着…



ホームの屋根が無い!!


実は4年前の12月に訪問した時、屋根はすでに骨組みだけだった。

聞くと、台風により壊れたとのこと。

そこまでは聞いていたが、まさか綺麗さっぱり取り壊されたとは…


駅名板は、改札側にひとつのみ残された。


バリアフリーのスロープのみ、屋根が架けられて今に至っている。


海芝公園も健在。


ホーム屋根以外は、周りの雰囲気は4年前と変わらなかった。

まぁ、東芝の社有地ゆえに変わり用がない、と言ったほうが正しいのかもしれないが。


ここもまた、折り返し乗客はほとんどいない。

こんな状況なら、かつてのクモハ12のように日中の間合運用には、南武支線用の2両編成使用でも

十分事足りるのではなかろうかと思ったのだが…

そんなことを考えつつ、9:56に海芝浦を離れた。


鶴見まで乗り通し、この日の記録は終了。

これから来年にかけて、ちょいちょい記録に通う…ことになるかどうか?

その最後がいつになるか、行方を見守っていきたい。