美祢線の通称岡見貨物に使われていたタキ1100です。
岡見の火力発電所で使う炭酸カルシウムを積んで出発し、帰りには発電所で発生したフライアッシュを積んで美祢に戻ってくる運用でした。
往復で荷物を運べる効率の良い輸送手段だったのですが、既に廃止になっています。
製品は8両セットですが、実物は確かタキ11両だったと思います。
それをDD51が重連で牽くという人気の列車でした。
登場が1997年ですから、もう25年ほど前です。
マイクロエースのタンク車は箱にインサートがキツイ目なので、取り出し時に破損しないか注意が必要です。
特にこの車両は細かい手すり類が多いですし。
箱上部の機関車用のスペースがありますが、機関車スペース要らないので、もう少し出し入れしやすいように配置してほしいと思います。
真横から。ずんぐりした車体が特徴です。
梯子や配管類が細かいです。
宇部レールサポートの私有車です。
タキ1100-21
車番はJR化後のハイフン付きナンバーになっています。
国鉄時代ならタキ1121(1120か)となっていたのかも?
「フライアッシュ及び炭酸カルシウム専用」の標記が。
積空表示も文字が読めるぐらいです。
台車はFT23ですが、何か平面っぽくてイマイチ・・・
美祢駅常備となっています。
上から見たところ。
中央にハンドルがありますが、ハッチはありません。
製品ではアーノルドカプラー装備です。
カプラー交換自体は難易度は高くはないですが、車両の分解は慎重にやらないと手すりがポキッと行きそうです。
KATOカプラーにすると少し車間が縮みます。
この車両は光の当たり具合によって違う塗装に見えてしまいます。
ってことで、車間短縮ナックルカプラーにしてみました。
車間が短縮されて実感的になりました。
台車との色が若干合っていませんが、まあ許容範囲ということで。
車端部は付属の反射板が取り付けれるように穴が開いています。
差し込むだけでOK。
付属品は説明書と反射板でした。
あと3両あればフル編成になるのですが、バラが見つかりません。
再販もないようですし。
丁度3両のバラを一度見かけたのですが、予算が合わなかったので断念しました。
牽引用のDD51+DD51はまた別の機会に。
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