う 先日、4日から6日にかけて所用のため母ちゃんを引率して熊本へ行ってきました。


 JR東日本常磐線北千住駅から上野東京ライン直通の特別快速品川行で東京駅までやってきました。

 東京駅で母ちゃんの妹と合流して東海道•山陽新幹線のぞみ29号博多行に乗車します。

 東京〜新大阪はJR東海、新大阪〜博多はJR西日本、博多〜熊本はJR九州、東京駅まで乗車してきた上野東京ラインを含めればJR東日本JR東海JR西日本JR九州を跨ぐ旅となります。


 画像の指定席特急券は普通車指定席の16号車のものですが、普通車で博多まで乗り通すのはちょっと苦痛かなと思って北千住駅のみどりの窓口(だったところにある特急券の券売機)でオペレーターの方と話してグリーン車に変更しました(乗車前であれば差額を支払って1回のみ変更可能)。

 

 乗車したのはN700系として製造され、後に登場したN700A系同様の性能を追加改造した編成。9号車に乗車です。

 東京駅を11:30発で博多駅に16:30着、わずか6分の接続時間で九州新幹線さくら407号鹿児島中央行に乗り換えて熊本駅をめざします(私の中では未だに鹿児島中央駅ではなくて旧駅名の西鹿児島駅の駅名が咄嗟に出てきます)。 



 品川駅を発車して並行していた東海道本線と分かれていきます。


 山手線を跨ぎます。山手線を走る電車の車両基地であり、JR東日本の首都圏の車両基地に所属する車両の検査などを担当する東京総合車両センター(旧国鉄大井工場)への線路が画像右奥へと続いていきます。


 この辺りは山手線の駅名でいえば大崎駅付近となるのですが、東海道本線•山手線•品鶴線(ひんかくせん•かつては貨物線で旅客列車は通らない路線でしたが、横須賀線と総武快速線の直通運転開始時に横須賀線の経路が改められてこの品鶴線を通ることとなり、西大井と新川崎という駅が新設されて旅客輸送も行われるようになりました。現在では湘南新宿ラインの列車も通っているので、かつてのイメージとはかなり変わりました)が三角形を描いて連絡するようになっています。




 名古屋駅に停車していた時に写真を撮るのを忘れてしまいました。

 次に写真や動画を撮影したのは岐阜県大垣市付近から滋賀県彦根市付近までです。

 私がトラックドライバーだった頃は東京〜大阪方面の高速道路の走行経路は東名高速(または中央自動車道)〜名神高速というのが一般的でした。管理職になって内勤になると乗務することは非常事態にでもならなければ無いに等しく、新東名や新名神は部分的な開通をしたときくらいに通ったくらいなものです。

 東名高速〜名神高速というルートでは一番好きな景色は岐阜県の養老SA〜関ヶ原〜伊吹PA〜米原JCT〜彦根付近という岐阜県と滋賀県の環境付近でありました。東海道新幹線に乗車していると、この付近では高速道路と比較的近いところを通っているので車窓の風景にどこか懐かしさを感じます。

 米原駅通過前に進行方向左側車窓に在来線の留置線が見え、JR西日本の車両が休んでいるのが眺められます。在来線は米原駅の名古屋方がJR東海JR西日本の境界となります。

 米原駅を通過すると貨物列車が休んでいるのが眺められます。


 京都駅を発車するとすぐに国道1号線と近鉄京都線を跨ぎます。

 遠くに見えるのは東寺の五重塔です(これは画像を拡大処理しており、実際の車窓ではもっと遠くに見えます)。


 桂川を渡ります。トラックドライバーだった頃は京都にもよく来ていたから懐かしいです。


 新大阪駅に停車。この新大阪駅までが東海道新幹線でありJR東海の路線。ここから西は山陽新幹線となりJR西日本の路線となりますから乗務員交代もここで行われます。

 新神戸駅に停車します。新横浜駅同様、かつては通過列車も多かったのですが現在では全ての列車が停車します。


 岡山駅を発車すると、こちらも下り列車の進行方向左側の車窓からは岡山機関区や岡山電車区を眺めることができます。

 黄色い地域色に塗られた岡山地区の115系。広島地区に導入されていた227系がいよいよ岡山地区にも導入が始まったので今後は急速に姿を消してゆくことでしょう。





 福山駅到着直前に見えるこのお寺。下には本堂と幼稚園があって、半世紀以上前に私はその幼稚園に通っていました。

 福山駅で下車して半世紀前の思い出を辿る旅をしたいものですが、今回は純粋な旅行ではないのでそのようなわけにはまいりません。熊本を目指してそのまま乗車を続けます。

 余談ながら、私が熊本の「熊」の字を書けるようになったのは学校で習うよりずっと前、当時山陽本線を走っていた特急色「つばめ」の581系の側面の行先表示器を見て覚えたのでした(当時の特急「つばめ」は名古屋〜熊本間の運転。この列車に使用されていた南福岡電車区の581系は夜は寝台特急「月光」や「金星」、昼間は特急「つばめ」や「金星」の間合い運用として名古屋〜富山間の特急「しらさぎ」にも使用されるというかなり広範な運用をこなしていました)。



 広島駅が近づくとマツダスタジアム広島東洋カープの本拠地です。カープの試合は東京では東京ドームや神宮球場では観戦しに行ったことがありますが、本拠地である広島では福山に住んでいた小学生時代に阪神戦を観戦しに行ったくらいなものです。






 かなり長くなってしまったので今回はここでいったん締めます。続きは後日アップしようと思いますのでよろしくお願いします。