10日程前に「KATO製以外のキユニ28とは」と題して、既存製品となるマイクロエース製とGM製のキユニ28について投稿していました。その投稿では、6月末に発売されたKATO製キユニ28の購入は見送ると宣言していながら、後日品薄になってから欲しくなっても難儀するので、溜まっていたポイントを活用して購入しておくことにしました。
KATO製のキユニ28 首都圏色(品番6168)です。
郵便荷物気動車の独特の雰囲気が再現されており、車番はキユニ28-13、所属標記には水ミトが印刷されています。
妻面寄りの床下には、両側に排水管、片側にトイレ流し管も表現されています。
従来はプラケースの蓋に青色印刷されていたKATOのロゴが、ケース内側から成型による表現に変更されていました。各種説明はインサートシートの内側に印刷されており、添付品は、首都圏色のジャンパ栓、黒色の胴受、前面用ホロのパーツだけとなっています。
台車はスナップ式、カプラーは前後ともボディマウントの密自連形と、現行のキハ58系製品に準じています。
車内には、前側の郵便室と後側の荷物室の境界となる壁(中央)と、後部の休憩室との間の壁、休憩室の座席が表現されています。前面ライトのON/OFFスイッチは、中央壁左側の床面にあります。
ライトユニットは、前方の座席パーツと床板との間(穴の中)に装着されており、ライトレンズ類はボディ側の乗務員室を表現したパーツと一体になっています。
手持ちのマイクロエース製のキユニ28(一般色)と並べてみます。
2004年製の製品と2023年製の最新製品とを比較しても無意味ですが、塗装色の違いもありながら、何れもキユニ28の特徴が良く再現されています。
何れにも着脱可能な前面用ホロが添付されており、写真は未装着の状態です。
妻面の機器表現には少し差がありますが、マイクロエース製は1次車、KATO製は2次車と実車での改造年度が異なるので、その差異が表現されているのかも知れません。
床下機器の配置にも違いが見られますが、何れもエンジンはキロ28からの改造車を示すDMH17Hが、きちんと再現されています。
所有する急行/普通用気動車は、混結編成を考慮してアーノルドカプラーに統一してきましたが、KATOの現行仕様となったボディマウントの密自連形カプラーや、TOMIXのBMTN形カプラーなどが混在してきており、現行方式の何れかに統一した方が良さそうです。
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