JR川崎狂想曲

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今日は予定を変更して乗り撮り鉄をすることにしました。

新型車両の投入が決まり、去就が注目される南武線浜川崎支線と鶴見線の205系を堪能しようと思いましたが、前日の東海道線事故の関係で上野東京ラインと湘南新宿ライン、さらには横須賀線と総武快速線を巻き込んでダイヤは大幅に乱れていました。特に東海道線は「踊り子」が運休、宇都宮線と高崎線、常磐線の中電は上野始発となり、東海道線の普通列車も「運転再開した」というニュースは耳にしましたが、全く電車が来ません。しょうがないので、京浜東北線で川崎まで行くことにしました。

 

お目当ては南武線浜川崎支線と鶴見線の205系ですが、川崎から乗った南武線の列車が尻手駅に到着する時、貨物列車が停まったままになっていました。どうも、浜川崎支線の電車の出発を待っているようです。当初はそのまま浜川崎まで乗るつもりでしたが、思うところがあって川崎新町で下車しました。

 

 

尻手で発車を待っていたのはこの列車でした。

EF65PF牽引の貨物列車もその数を減らしているそうなので、川崎新町で降りて正解でした。

そしたらです。

 

 

来るはずの無い「スーパーレールカーゴ」が通過するじゃありませんか。

撮影時間は午前10時前。多分、東海道線事故の影響が残っているのでしょうけど、相当な遅れですよね。

スーパーレールカーゴですらこの時間帯だから、他の貨物列車も遅れていたんでしょうね。

 

 

 

鶴見線の205系は国道駅で撮りました。

そう、ここだけ「昭和」を取り残したミステリアスゾーンの国道駅。

ホームがカーブしているので、カーブ好きには堪りませんよね。

とにもかくにも鶴見線と南武線支線の205系は難なく撮れました。これで思い残すことはありません。

 

鶴見線はもうちょっと時間に余裕がありますが(鶴見線は「新型車両が登場する」ってプレスリリースがあっただけ)、南武線浜川崎支線の新型車両のデビューは9月中旬に決まったようなので、そうなると沿線には撮り鉄で溢れ返るでしょ。私はああいう群衆に紛れ込んでまで撮ろうとは思わないので、私が信条としている「今のうちに撮っておこう」が今回も効力を発揮したと思っています。

 

さて、鶴見線での撮影が終わって、鶴見行きの電車に乗った時です。

鶴見駅に到着するまさにその時でした。

 

 

咄嗟だったので、こんな感じでしか撮れませんでしたが、「サンライズ」が白昼堂々、東海道線を西進します。

「サンライズ出雲・瀬戸」が遅れて東京駅に向かっているように見えますが、「西進している」というくらいなので、これは回送列車です。

東海道線事故の影響か、「サンライズ」に臨時便が設定されてその返却回送なのかは知らんけど、「スーパーレールカーゴ」同様、本来は日中に見られる車両ではありません。

 

事故の影響が色濃かったので、大手を振って喜べませんが、年甲斐も無く興奮したのは確かでした。