おやじのつぶやき2

「おやじのつぶやき」続編。街道歩きや川歩き、散歩がてらの写真付きでお届けします。

ローカル私鉄の旅。その12。「ひたちなか海浜鉄道・湊線」。その1。

2023-08-05 13:48:10 | ローカル鉄道

JR常磐線「勝田駅」から乗り換えて、

「ひたちなか海浜鉄道・湊線」へ。8月2日。快晴。

ひたちなか海浜鉄道

2008年3月31日までは茨城交通の路線であった。2005年12月に、茨城交通は地元ひたちなか市に対して、赤字で経営状況が厳しいため2008年3月で廃線にする意向を示し、ひたちなか市は、財政支援も視野に存続を目指すと、2006年9月に報道がなされた。茨城交通は支援を受ければ赤字の解消や老朽化した施設の改善が可能として、2007年3月31日に廃止届の提出を当面見合わせると発表した。設備更新には国の鉄道軌道近代化設備整備補助制度を利用し、その事業者負担分も市が負担する方針が示され、茨城交通の鉄道部門を別会社に分離することになった。当初市は茨城交通100%出資の子会社の設立を求めていたが、過半数の株式を保有することで連結子会社となると不採算部門から撤退することにならず茨城交通が難色を示したため、運営会社は第三セクター会社として市も出資して経営に参画することになり、同年9月27日に最終合意した

2008年4月1日、湊線は、その運営会社として設立されたひたちなか海浜鉄道に移管された。地元の支援も手厚く、2008年度はひたちなか市が湊鉄道線存続支援事業として199,521千円(内訳:出資金90,000 千円 貸付金40,000 千円 鉄道近代化等補助金57,218 千円 基金積立金11,000 千円)を支出している。移管後は列車増発や最終列車の繰り下げ、新駅の設置、割安な年間通学定期券の発売といった利便性向上策に取り組み、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)の影響により路線が被災し全線不通となった2011年(平成23年)度を除き、三セク移行後輸送実績は徐々に回復し、2017年(平成29年)度には1997年(平成9年)度以来20年ぶりとなる利用者100万人台に到達した。(「Wikipedia」より)

※今年で「開業15周年」

1日フリー切符。

通常は、1,000円ですが、8月いっぱいは600円。那珂湊にも寄りたいので、さっそく購入。

車内のようす。

               勤め人と地元の人と観光客。

勝田駅から阿字ヶ浦駅。14.3㌔、乗車時間約28分。

ユニークな駅名標示。

現代アートプロジェクトの「みなとメディアミュージアム」(以下、MMM)で、制作されたアート作品です。
MMMを運営しているみなとメディアミュージアム実行委員会は、 「産(那珂湊地区商店街、ひたちなか海浜鉄道湊線)+学(主に大学教員、 大学院生、大学生)+芸(アーティスト)」からなる研究活動グループです。

芸術と地域の恊働でまちの地域活性化を図る活動として、ひたちなか海浜鉄道沿線を中心にアート展示を期間限定で開催しています。

「工機前」

もともとは日立工機(当時)の専用駅でした。
地域の要望を受け、1998年12月8日より一般の方も利用できるようになりました。


日立工機(当時)従業員の専用駅だった時代は、停車する列車は朝の上り1本、夕方の下り1本の1往復に限られ、他の駅の時刻表・運賃表などにも駅の案内が掲載されていませんでした。現在は全列車が停車し、通勤通学にも利用されています。駅名のもとであった「日立工機」は「工機ホールディングス」に会社名を変更したことから、協議を重ねた末、令和元年(2019年)10月からこの駅名に改称いたしました。

※以下、「ひたちなか海浜鉄道」HPより引用します。

       大きな工場や陸上自衛隊勝田駐屯地が続く。

左手は住宅街。

「金上(かねあげ)駅」ホーム。

金上駅に近接する陸上自衛隊勝田駐屯地が桜の名所でもあることから、桜と特殊車両(戦車)が描かれています。

「金上駅」を遠くに振り返る。ユニークな三角屋根。

『金上(金運を上げる)』という名前の通り、縁起の良い名前の駅として知られています。
勝田からこの駅までの切符が"縁起のいい切符"として人気があります。
「縁起きっぷ」は勝田駅と那珂湊駅で販売しています。

田んぼが広がる。

中根(なかね)駅。

7世紀前半頃に築造された虎塚古墳にちなみ、矛(ほこ)と前方後円墳が描かれています。

駅から歩いて約25分の距離にある虎塚古墳は、国指定史跡の前方後円墳です。大きさは全長56.5メートル、高さ5.5メートル。 内部の石室には、ベンガラの紅色でさまざまな文様の壁画が描かれています。
この壁画は史跡保護のため春と秋のそれぞれ10日間の限定公開となっています。

また、同古墳近くの十五郎穴古墳ではほぼ完全な形で正倉院の宝物と同じ形態の金具が付いた刀子(小刀)が出土。全国初の可能性が高く、長さ25センチ、8世紀半ばに作られたと推定されています。


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