みなさまこんにちは。前回からの続きです。

今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。



「近鉄四日市駅(三重県四日市市)」に隣接している「四日市あすなろう鉄道 あすなろう四日市駅(同)」へとやって来ました。

第1日目の、乗り鉄を目的にしている鉄道です。


「四日市あすなろう鉄道」は「内部線(うつべせん)5.7km」と、途中の「日永駅」から分岐する「八王子線(はちおうじせん)1.3km」の合計2路線・総延長7.0kmの小さな鉄道。全駅が四日市市内にあります。グーグル地図より。


特徴的なのは、本線筋に当たる「内部線」に対して「八王子線」がわずか一駅だけの「西日野駅」止まりだということでしょうか。

しかし、終着駅の名前と路線名が違ったり、加えて「八王子」というような駅がないのに気づきます。これについては、後日項にて詳しく。


列車は日中、30分おきに等間隔の設定。
「内部ゆき」と「西日野ゆき」が交互に発車し分岐駅の「日永駅」で各方面の列車がうまく接続するダイヤが組まれていました。


それでは、自動券売機で「1dayフリーきっぷ(大人550円)」を購入。早速改札を入ることにします。


実はわたしにとってこの「内部・八王子線」は近鉄時代だった頃以来の乗り鉄になります。

かれこれ20数年前のことですが、会社が変わりどのように変貌しているのか。いろいろと対比させながら項を進めたいと思います。



さて、改札入って向かって左側には、なんとも凝視してしまうたくさんのオリジナルグッズ。


マフラータオル(1000円)。市のキャラクター「こにゅうどうくん」は付かない…ですね。これはどこいらかで手に入るのだろうか。


「トートバッグ(1000円)」。車両の顔をあしらったものですが、いいデザインですね。



そして、全国の私鉄で最近盛んに見かける「鉄道むすめ」!こちらでは「追分あすな」さん。


テーマとなっている鉄道会社で働く女性鉄道員という設定で、各鉄道会社のキャラクターを巡る乗り鉄も、人気を博しているのだとのこと。

「追分あすな」さんは、路線の「追分駅」と社名の「あすなろう」から命名されたそう。このキャラクターが居ると、華がありますね。



さて、列車の到着案内アナウンスが入りました。いよいよホームへ向かいます。

「名古屋線」「湯の山線」が発着する、重厚な高架線の真下にちょこんと列車が停まっています。内部・西日野方面へはホームを各々使い分けをしているよう。わかりやすいですね。


やって来たのは「内部ゆき」。


緑基調の鮮やかなカラーリングですが…なんとその車両の小さなこと!隣を歩いている、お姉さんとさほど身長が変わらないという。



一般的な鉄道より車両や設備がひと回り小さい大きさのように感じますが、実はこれが「四日市あすなろう鉄道」最大の特徴なのでした。


次回に続きます。

今日はこんなところです。