伊勢志摩エリアで主に運行され、名古屋方面へ顔を出すこともある近鉄のミジュマルトレインですがラッピングと車内装飾で楽しい電車に仕上がっており、乗車することが出来たらラッキーです。土休日は運行予定時刻が公開されているので狙いやすいですが賢島へ入るのが夕方の1往復しか無いため志摩線での撮影及び乗車はお勧め出来ず、山田・鳥羽線内で狙う方が確実です。



(2枚共2023.5.13 五十鈴川にて撮影)

 ミジュマルトレインは1259系VC66が充てられており、モ1266とク1366でそれぞれ異なるラッピングを施しているので両側共撮影して完璧と言えますが伊勢志摩ローカルの一部で実施しているサイクルトレインの該当列車に充当されると副標が取り付けられるので見所が増え、狙う楽しみも上がります。


(2023.5.14 撮影)

 ミジュマルトレインの車内です。化粧板は扉部も含めて壁紙で覆われ、床もポケモン仕様に変わっていますが座席のモケットはそのままであり、専用モケットに張り替えた「ならしかトレイン」や「とばしまメモリー」に比べると若干物足りなさを感じます。


(2023.5.14 撮影)

 ク1366の妻面です。この部分は優先座席になっているので窓や床に表記があり、吊り革もオレンジ色のものを採用していますが可愛らしいデザインの優先座席は「こども優先席」って感じられ、本来の用途から外れた使い方をされないか心配したこともありました。


(2023.5.14 撮影)

 最後はモ1266の乗務員室仕切り部です。ここも当然ミジュマル仕様になっていますが右側にある運賃箱収納スペースにも「三重県×ミジュマル」のロゴマークがあり、拘りを感じられました。ちなみにク1366は運賃箱収納スペースの前に避難はしごが置かれているため「三重県×ミジュマル」のロゴは無く、壁紙のデザインも異なるため雰囲気も大きく異なります。