東急新横浜線、相鉄新横浜線、相鉄・JR直通線に乗ってみた | ゲイムマンの日本縦断紀行 + ご当地ゲーム制作・配信

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

 蒲田('23.6.19)

 

『脱出ゲーム 香川県からの脱出』のヒットを祈願するため、ゲームに登場させた歴史上の人物ゆかりの地を巡る旅。
1日目は蒲田を拠点に、東急池上線・池上駅から池上本門寺を、東急多摩川線・武蔵新田駅から新田神社を訪れました。

 

2日目は神奈川県藤沢市を回りたいと思います。
蒲田から藤沢へ行くなら、素直に東海道本線を使うべきでしょうが、前々から気になっていた未乗区間、東急新横浜線と相鉄新横浜線を経由して、相鉄から小田急に乗り換えれば藤沢へ行けることに気づいたので、このルートで向かうことにしました。

 

ゲームブック風アドベンチャーゲーム『脱出ゲーム 香川県からの脱出』はこちらから。

 


まずは蒲田駅から東急多摩川線を乗り通し、終点の多摩川駅を目指します。車両は新しい7000系。
乗り通すといっても、東急多摩川線は全7駅、5.6km(江ノ電の半分強)。全線乗り通しても10分くらいの短い路線です。

もとは目黒と蒲田を結ぶ目蒲線の一部でしたが、2000年、目黒駅で営団地下鉄(現・東京メトロ)南北線・都営地下鉄三田線との相互乗り入れが始まる際、目蒲線は多摩川駅(多摩川園駅から改名)で目黒線と多摩川線に分割され、目黒線は東横線に並行して武蔵小杉駅へ延伸(後に日吉駅までさらに延伸)。
一方で多摩川線の方は、昨日訪れた矢口渡駅や武蔵新田駅のように、目蒲線時代からの素朴さを色濃く残しています。

 

 

 多摩川

 

多摩川駅で目黒線に乗り換え。やってきたのは南北線から乗り入れる、東京メトロ9000系でした。
新横浜からさらに相鉄へ直通する運用もあるはずですが、この電車は新横浜止まり。

この先、目黒線はしばらく東横線と同じルートを走ります。
私は高校時代から大学1年まで、東横線で通学していたので、ちょっと懐かしいです。

 

 日吉

 


去年、日吉駅に用事があり、久しぶりに駅前のイチョウ並木を見ました。


あと、駅の中にある吹き抜けと、「虚球自像」(こきゅうじぞう)というオブジェも。
(この写真は2002年に撮ったもの)
日吉駅は関東の駅百選に選ばれていますが、私が通学していた期間に建て替え工事が始まり、現在の駅舎が完成したのは大学卒業後なので、この駅舎自体はそれほど懐かしくないです。

だいいち、ホームが地下なので、この駅で降りてない今回は、駅舎も景色も見られませんでした。

電車は目黒線からそのまま直通しますが、この日吉駅から先が、今年開業したばかりの東急新横浜線です。
すぐ近くにコーエーテクモがあって、東横線からは社屋が見えるはずですが、新横浜線は地下区間に入るので見えません(おそらく)。

 

 

トンネルをしばらく進み、新綱島駅停車。東横線の綱島駅のすぐそばらしいです。
「新綱島」が「新島々」に聞こえて、上高地に行きたくなりました。アルピコ交通乗ったことないのに。
仙石線の「中野栄」を通るたびに、一瞬「中野坂上」(丸の内線・大江戸線)と思ってしまうようなもんですかね。仙石線の車両が山手線で乗り慣れた205系だということも相まって。

そんなふうに、今乗ってる電車と全然関係ない路線のことを考えてたら、終点の新横浜駅に着きました。

 

 新横浜

 


ずっとトンネル内を通ってきたので、本当にここが新横浜なのかどうかよくわかりませんが、日吉からここまで7分で行けるのは確かに便利。

 

11時8分着。
この先の相鉄新横浜線に乗りたいのですが、次の電車は11時26分発。けっこう待ちます。
東急と相鉄が直通して、新横浜はスムーズに通過できると思っていましたが、たまたま待ち時間の長い電車に乗っちゃったようです。
東急側は平日日中だと1時間に6本なのに対し、相鉄側は4本で、しかも20分、20分、10分、10分という不均等な間隔。(もちろんどちらも朝晩はもっと本数が増えます)
直通の需要よりも、新横浜駅自体に需要があるので、東急は本数を多くしているのでしょう。

 

せっかくなので待ち時間を利用して、改札のある階まで上がっていって、ここが本当に新横浜なのか確認しようとしてみましたが、改札前まで来ても真新しい通路が続いていて、既存の新横浜駅はまだ見えません。
これ以上進むとさすがに次の電車に間に合わないかもと思い、改札を出ないでホームに戻りました。

 

 

鉄道コム

 

やってきた海老名行きの電車は、東急の3000系でした。乗る車両は東急ですが、ここから先は相鉄新横浜線。
引き続きトンネルの中を駆け抜け、『タモリ倶楽部』などテレビでよく見たあの駅で降りました。

 

 羽沢横浜国大(はざわよこはまこくだい)

 


羽沢横浜国大駅は、相鉄新横浜線の中間駅ですが、相鉄と東急が新横浜経由でつながるより前、東海道本線の貨物支線を利用した「相鉄・JR直通線」が2019年に開業しており、そのときに東海道貨物線と相鉄新横浜線(当駅-西谷駅間が先行開業)の接続駅としてこの駅も開業したので、マスコミ等に大きく取り上げられました。

 


堂々たるたたずまいの駅舎。
入口の上の駅名プレートには、相鉄とJR東日本のマークが並んでいます(左上の大きな駅名表示には相鉄のマークのみ)。

相鉄では新線開業と東京方面への車両乗り入れを見越して、新たなイメージカラーが導入されたそうで、この駅もそれに基づいて、黒色(正確には極めて濃いグレーらしいですが)と、レンガ模様がベースになっています。


駅の真横でタワーマンション建設中。下層階は商業施設などが入るみたいです。
(リビオタワー羽沢横浜国大)

 


羽沢横浜国大駅のホームは、相対式の2面2線。上り下り1本ずつです。
したがって、上りの2番ホームには、JR直通線に入る電車も来ますし、新横浜から東急を経由して、いろんな路線に向かう電車も来ます。目的地に行く電車がどれか、よく確認する必要がありそう。
同じように2本の線路でさまざまな行き先の電車をさばく、名鉄名古屋駅を思い出しました。

例えば、上の写真に表示されている電車の場合。
先発の西高島平行きは、相鉄新横浜線(新横浜)、東急新横浜線(日吉)、東急目黒線(目黒)、都営地下鉄三田線を経由するルート。

新宿行きは新横浜へ向かわず、相鉄・JR直通線で武蔵小杉へ行き、湘南新宿ラインと同じく、横須賀線から大崎経由で埼京線に入るルート(東海道貨物線、品鶴線、大崎支線、山手貨物線)。
このルートは新宿から北上し、埼京線の池袋、大宮など、さらに川越線に入って川越駅まで直通する運用もあります。

川越市行きはそのJR川越線を通るのとは全く別ルートで、相鉄新横浜線、東急新横浜線から東横線に入り、渋谷から東京メトロ副都心線(和光市)、東武東上線を経由します。さらに先の森林公園まで直通する電車もあります。

このほか、東急目黒線目黒駅から東京メトロ南北線(赤羽岩淵)、埼玉高速鉄道に入る浦和美園行きもあります。

 

 

鉄道コム

 

 

せっかく羽沢横浜国大駅まで来たので、相鉄・JR直通線にも乗りたくなりました。まだ午前中ですし、この後のスケジュールを考えても、乗って大丈夫でしょう。
11時46分発の新宿行きに乗ってみました。相鉄12000系。JR直通線開業に合わせて開発されました。相鉄車両の新しいイメージカラーである、濃紺(ネイビーブルー)の車体はインパクト大。座席が空いてて座れたので少し休めます。

 

 

こっちもトンネル区間ばかりかと思っていたら、発車後すぐ地上に出ました。右手に貨物駅の横浜羽沢駅が見えます。
まもなく、やっぱりトンネルに入りました。やっぱり長いです。でもやがて地上に出ると、いきなり景色がひらけてきました。並行する線路が多数。

左手に駅が見えました。鶴見駅です。相鉄・JR直通線がここに停車できれば利便性が高まるでしょうが、ホームがないので通過してしまいます。
昔は湘南新宿ラインが、同じ理由で浦和駅を通過していましたが、浦和駅周辺の高架化に伴ってホームが造られ、停車するようになりました。鶴見にもいずれこの電車用のホームが造られるといいのですが。

 

 武蔵小杉

 


ノンストップで16分。12時2分、武蔵小杉駅に着きました。
……さっき東急目黒線で、1回ここを通ったような気がしますが。
ただ、こちらは横須賀線のホーム。さっきの東急のホームや、そちらに近いJR南武線のホームとは、かなり離れてます。
外に出てみましたが、NECのビルが目立つほかは、マンションやホテルがある程度で、特に何もせず駅に引き返しました。
(後から地図を見てみたら、駅前から見えづらい場所に、大きなショッピングモールがありました)

コロナ禍以前、私は幕張メッセで行なわれる東京ゲームショウに毎年行ってました。
かなり疲れるので、帰りはゆっくり休めるように、千葉駅から横須賀・総武快速線のグリーン車に乗って、この武蔵小杉駅で降りてました。
でも南武線への乗り換えで凄く歩くので、結局また疲れがぶり返すのです。
今年は久しぶりに東京ゲームショウへ行けるかなあ?

 

相鉄・JR直通線で、羽沢横浜国大方面に引き返します。
平日日中は30分に1本という、南武線の浜川崎支線並みの運転本数しかない路線ですが、幸い12時23分発があり、あまり待たずに済みました。

帰りは18分ノンストップで、羽沢横浜国大駅着。
今度はここで降りず、さらに先へ進みましょう。西谷(にしや)駅から相鉄本線に入り、二俣川へ。
この電車は海老名行きですが、私は藤沢を目指すので、二俣川で降りて、より藤沢に近づく、相鉄いずみ野線に乗り換えます。電車は1990年代に製造された8000系ですが、最近の新車と同じネイビーブルーに塗り替えられています。


そのまま終点の湘南台駅まで進めば、小田急江ノ島線に乗り換えて藤沢駅まで行けます。
でもその途中、私がかなり昔に訪れたことのある駅があり、今どうなっているか気になったので降りてみました。


ホームの外側に、小さくてかわいらしい展望台と、細長い庭園がある駅です。
(「緑園都市駅・ゆめが丘駅~相鉄いずみ野線の『関東の駅百選』」に続く)

 

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※これまでの「日本縦断紀行」はこちら。

 

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