いつもご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は、キハ04の自由形作成の話となります。
ひとまず、前回までのキハ04の自由形作成の話を以下にリストアップしたいと思います。
さて、前回非常に気になった点としまして、車両間の連結部がかなり開いてしまうと云うところでした。
こんな感じです。
測定してみましたところ…
8.5mmくらいの隙間が空いていました…
流石に見栄え的に厳しい値です…
そこで、当製作所の他形式車輌に多めに使用しているTNカプラーを使用して隙間を詰めようと思います。
前回、仮に密自連形TNカプラー(0374)を取り付けていましたが、車輪に干渉するなどの問題があり見直す必要がありました。
そこで今回、密自連形TNカプラー(JC6360)を調達しました。
元々は、TOMIXの樽見鉄道ハイモ295-310形、長良川鉄道ナガラ3形などの、いわゆる第三セクター鉄道協議会の標準仕様車輌(16m級版)に使用するカプラーとなりますが、こちらを使用します。
こちらであれば、車輪にも干渉せず余裕でカーブ走行も問題なく可能となります。
右が品番0374、左が品番JC6360の物になります。
後部や前部の出っ張り具合が明らかに左側が少くなっています。
故に車輪への干渉もかなり軽減されます。
後は、車体に合うような感じでカプラーを加工していきますが、こちらは次回に行いたいと思います。
まずは、車輪に直付けされているカプラー部分を切断していきたいと思います。
よく見かけるカプラー付きの車輪のカプラー部分を…
切断します。
そして、先日のように床下板のカプラー取り付け部分をカットして…
仮にTNカプラー(JC6360)を取り付けたうえで、加工した車輪をはめ込んで…
こんな感じです。
JC6360では、車輪は見事に干渉しませんでした。
因みに、0374では…
微妙に車輪が干渉している状態になります。
今回はTR26で確認しましたが、もう少し出っ張りの有るブリル台車ではもう少し手前で干渉し、ここまで台車を曲げる事が出来ないかと思います。
まさに勾配や曲線を走行した際に、カプラーの干渉が原因で脱線する可能性がある状況ですね。
今回はひとまずここまでとし、次回にカプラーの加工と床下への仮付けを投稿したいと思います。
ありがとうございました。