みなさんこんにちは。前回からの続きです。
今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。
ただいま「大阪難波駅(大阪市中央区)」。朝の6時半少し前ですが、このような人がまばらな難波駅ははじめてです。
徐ろに2階建てビスタカーが通過して行くのですが、一度引き上げ線に入り、この駅始発の特急列車として運行されるもの。朝に頻発する伊勢志摩、名古屋方面へ充当される便です。
さてわたしも、ここからはその近鉄特急に乗車することにしています。6時30分発の名古屋ゆき特急です。
待つことしばし。発車時刻間際に入って来たのは「アーバンライナー」。
昭和の終わり頃に劇的なデビューを果たした、名阪特急の象徴的な存在です。
新型名阪特急「特急ひのとり」がデビューして以降は「乙特急」と呼ばれる、沿線主要駅にこまめに停車する便の専用で充当されています。
扉が開くと同時に、商用と思しき人々が次々と乗り込んで行くのが印象的でした。
観光需要の伊勢志摩方面への特急に対し、名阪特急はやはりビジネス需要の割合が高いのだなと感じます。
因みにくだんの「特急ひのとり」の始発便は、この30分後の7時発。大阪から乗り換えなしで、三重県内の中勢や北勢地域、また名古屋へ向かうのには、この列車が始発なのでした。
乗り込みますとやはり、特急列車は独特の雰囲気ですね。ゆったりしたシート、広々とした窓の心地良さも加わり、旅情を感じるものです。
さて、第1日目の今日は、名古屋線から別れる支線に乗り鉄出来れば、と考えていました。ひとまずは「近鉄四日市駅(三重県四日市市)」まで指定を取っています。
「近鉄全線2日間フリーきっぷ」では特急券を別途追加すればどの特急列車でも利用が可能。
約2時間の行程ですが、久々の名古屋線ですので楽しみな車中(車窓?)です。
次回に続きます。
今日はこんなところです。