おうえんの森スタッフブログ

故郷グルメガイドを企画運営する「おうえんの森」のスタッフブログです。
海外・国内旅行とグルメ等がテーマです。

JR只見線に日本の縮図を見た

2023年07月25日 | 旅行

(写真①小出駅で)

(写真②只見駅で)

 2011 年7月の豪雨で甚大な被害を受けたJR只見線は、2022年10月1日に全線開通となりました。その只見線に、2023年7月21日(金)に初めて乗りました。

 新潟県魚沼市の小出駅を2両編成で13時12分出発し、35駅を各駅停車して福島県会津若松市の会津若松駅に17時24分に到着した4時間12分の旅でした。距離は135.2㎞、料金は2,640円です。

 只見線は冬季に豪雪地帯となる山岳地帯を走りトンネルも多いですが、鉄橋で只見川を越える等の絶景が連なる観光名所として、鉄道ファンの人気1位・2位を争う秘境線です。鉄道自体は赤字路線の一つですが、春は桜や新緑、秋は紅葉が美しく、只見川沿いを通る国道等を利用してバスやマイカー利用の観光客が沿線駅の温泉宿や飲食店等を訪れ、鉄道と道路が並走することで地元の経済に貢献しています。筆者の乗車中にも、阪急交通社と読売旅行のバスツアー団体客が途中駅で別々に乗り込んできましたが、わずか3駅ほど乗車してバスに戻っていきました。絶景はともかく、「只見線に乗る」というのがツアーの売りの一つだと悟った次第です。

(写真③絶景写真)

(写真④トンネル)

 今回の旅行で改めて思いました。只見線は日本の縮図のようだと。

 日本は国土面積3,780万haのうち森林面積が2,508万haと66.3%を占める世界有数の森林国です。耕地面積は432万5,000haで国土のわずか11.4%で、内訳は田んぼが235万2,000haで54.4%、畑は197万3,000haで45.6%です。人々が生活する住居や建物、公園や道路、工場、湖沼や海岸等が残り22.3%です。

(写真⑤農地沿い)

 只見線のイメージは山岳地帯の森林の中を走る秘境線です。しかし、小出駅や会津若松駅に近い区間は田んぼの中や街中の住宅の近くを走ります。通勤・通学で利用している人もいます。まさに日本の国土利用の縮図を見たように思います。以上


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