みなさんこんにちは。前回からの続きです。



今年6月に限定で発売された「近鉄全線2日間フリーきっぷ」で巡った、近鉄沿線乗り鉄道中記をお送りしています。




旅の第1日目(2023年6月13日)。
早起きして、まずは環状線で「鶴橋駅(大阪市生野区)」にやって来ました。



JRユーザーのわたしにとっては、近鉄電車に乗るとなるとまずこの駅が起点になるのですが…時刻は6時を過ぎたところ。ラッシュ時の大混雑がウソのような静けさです。

これも、旅という非日常の一コマでしょうか。


さて、連絡改札を抜けると、そこからはいよいよ「近鉄鶴橋駅」です。


環状線と接続しているこの駅からは、奈良方面への「奈良線」に…



伊勢志摩・名古屋方面へ向かう「大阪線」。

発車案内を眺めているだけでも、これから遠方に発つのだという、独特な感覚を覚えるもの。



ですが、まずはそれらとは反対方向の「難波方面」、すなわち大阪の都心へ向かいます。


さすがにこの時間帯でも、都心へ向かう列車はじゃんじゃんとやって来ます。それに比例してか、ホームも車内もたくさんの乗客です。


満員の奈良線普通電車に揺られつつ、5分ほどで「大阪難波駅(同中央区)」に到着。



乗車して来た普通列車は、この駅止まり。

ただ、次から次へと後続列車がやって来るので乗務員さんは降車を大急ぎで確認し、引き上げ線へ発車させるという、いささか大変な?光景が繰り広げられます。これ、この駅の名物のようにも感じます。


ところでこの「大阪難波駅」は、近鉄電車としては西端の終着駅に当たります。

1970(昭和45)年3月の開業以来半世紀近くにわたり、ターミナル駅として大きな役割を果たして来ました。近鉄ホームページより。


ですが、2009(平成21)年3月からは、この先へとさらに路線は延伸されました。

会社は替わり「阪神なんば線」になります。


同時に尼崎・甲子園・神戸三宮方面へ、阪神と近鉄の相互乗り入れがはじまり、早や10年余。



近鉄沿線で阪神間の駅名や、阪神電車を見られるなどとは、さながら夢を見ているかのようでしたが…いまやすっかり日常の光景です。もちろん、大変便利にもなりました。生駒にて。


次回に続きます。

今日はこんなところです。